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第14回佐賀県(令和3年8月豪雨)復旧・復興推進本部会議を開催しました

最終更新日:
 

第14回佐賀県(令和3年8月豪雨)復旧・復興推進本部会議を開催しました

8月19日(木曜日)に第14回佐賀県(令和3年8月豪雨)復旧・復興推進本部会議を開催しました。

   

詳細は下記リンクからご覧ください。
 

会議資料

会議内容

○司会
 それでは、第14回佐賀県(令和3年8月豪雨災害)復旧・復興推進本部会議を開催させていただきたいと思います。
 第14回となっておりますのは、2回災害警戒本部の会議、それから、11回対策本部会議を開きまして、その引き続きということで14回ということになってございます。
 本日、日赤佐賀県支部からと佐賀災害支援プラットフォームの方にご出席いただくとともに、オンラインで武雄市の副市長さん、それと大町町の副町長さんにご出席をいただいているところでございます。
 まず最初に、今回の災害の概況につきまして、野田局長のほうから説明をお願いします。
○危機管理・報道局長
 それでは、こちらの災害対策図のほうで説明をさせていただきます。
 今回の災害の特徴としましては、長期にわたって雨が降り続いたというふうなことで、1週間で1,000ミリ以上の雨が降るというところが県内各地に出てまいりました。それによって、県全域にいろんな被害をもたらしたというふうな特徴がございます。
 まず被害の種類なんですけど、土砂崩れと地滑り、こういうふうな水分をたくさん土壌が含んだことによる災害が1点特徴としてあります。それに加えて、内水氾濫ですね、雨がたくさん降ったことによって、六角川のほうで内水氾濫が起こり、2年前に起きた大町と武雄、こちらのほうでの内水氾濫がまた発生してしまったというふうな、この2点になります。
 まず土砂崩れと地滑りなんですけど、特に大きいところの土砂崩れについて申し上げますと、神埼市の志波屋地区で土砂崩れ、大きなものがありました。あわせて、嬉野の大船地区、こちらでも大きな地滑りがありました。こちらについては住民避難をしていただいて、今避難生活を送っていらっしゃる住民の方々がいらっしゃいます。あわせて、それ以外の地区でもあちこちで土砂崩れ、地滑りが発生しています。ここら辺につきましては、引き続き調査をしながら、住民の安全第一に対応していく必要がある、それを復旧・復興推進本部の中で支援をしていくというふうな形になろうかと思います。
 次に、内水氾濫なんですけれども、大町と武雄、こちらについては、皆さんも記憶に新しいかと思いますが、2年前の元年8月佐賀豪雨、こちらにおいて発生した地域とほぼほぼ重なっております。なおかつ、今回は大量の雨が降ったということで、浸かった位置が前よりも高いというふうなことでの住宅へのダメージがありまして、2年前にせっかく直したのにまたさらにというふうなことで、かなりきつい目に被災された方々は遭っていらっしゃるかと思います。こういった方々に対する支援が今後必要になってこようかなというふうに思っておりまして、そういうことにつきまして、この対策本部の中でやっていくということになろうかというふうに考えております。
 引き続き、今後も災害の状況につきましては、まだ被災の状況、全容が明らかになったわけではありませんので、そこの確認をしつつ、必要な対策というふうなことを進めていく必要があろうかと思います。
 以上で説明を終わります。
○司会
 ありがとうございます。
 何か今の説明に御質問等ございましたら。
○知事
 まずこの概況のところで、今、局長からあったように、大きく分けると地滑りというか、土砂災害系が随所で見られているという括りと、あと内水氾濫系が前回より深くて、広範囲なのかな、橘地区とかもあるしね。
○危機管理・報道局長
 そうですね、範囲が広いです。
○知事
 大きく2つということでいいかな。いい、大丈夫ね。もちろん、ほかにも農林災害とかあるけど、大きく分けるとこの2つについて対応していくということでいいのかな。はい、分かりました。
○坂本副知事
 あと一つ言うと、例えば、お店とかが2年前に被災をして、今、施設を入れ替えてやろうとしていたときに、まだ借入金をしながらというところでダブルできたというのは、そこも意識をして復旧・復興支援をしないといけないなというふうに思いますね。
○司会
 ありがとうございます。
 それでは、私のほうから、次、推進本部の体制につきまして簡単にご説明をさせていただきます。
 お手元に横の組織図がある資料があろうかと思います。これで説明をさせていただきます。
 今回の復旧・復興推進本部につきましては、2年前、佐賀豪雨で行いました体制とほぼ一緒の形でさせていただきたいというふうに思っております。知事を本部長に、両副知事が副本部長、そして、総括として総務部長、政策部長、危機管理・報道局長が当たることになってございます。
 前回と同様に、被災された方や県民の皆様から県の取組が分かりやすいように、チーム分けにつきましては、被災者支援、市町支援、商工業支援、農林水産業支援、風評被害対策、公共施設復旧対策、この6つのチームに編成分けをしております。このチーム編成によりまして、部局間の横の連携を図って、よりきめ細やかなスピーディーな対応をしていきたいというふうに考えております。
 この復旧・復興は県庁全体で取り組むということでございますので、教育長を含め、全部局長をメンバーとして、その上で二重丸がついているところが各チームのリーダーでございます。リーダーを指名させていただいております。
 各チームの取組につきましては、表の右側にいろんな業務を掲げさせていただいておりますけれども、これは例示でございます。これにこだわらず、いろんな被災者の目線、県民の目線、そういった形で幅広く対応していただきたいなというふうに思っております。
 今後も各チーム、関係課で主体的に復旧・復興の推進に取り組んでいただきたいというふうに思っております。
 本部会議につきましては、適宜必要に応じて開催させていただきます。各チームの会議につきましては、各チームリーダーの判断で開催し、それぞれ情報共有を行っていただきたいというふうに思っております。
 以上で推進本部の体制につきましては説明を終わりますが、何かご質問等ございましたら。
 ないようでしたら、次の項目に移らせていただきます。
 各チーム及び佐賀災害支援プラットフォーム、日赤支部からの報告ということでございます。
 先ほどの表の6つのチームの上のほうから順に報告をしていただく予定としておりますので、被災者支援チームということで、甲斐健康福祉部長のほうからご報告をお願いします。
○健康福祉部長
 被災者支援チームでございます。避難所の状況でございますけれども、本日、午前7時現在、9市町の21か所の避難所に184世帯366人の方が避難中でございます。ここの避難所の支援につきましては、8月16日から昨日18日まで赤十字さんと一緒に杵藤保健福祉事務所職員によるチームで巡回をしまして、衛生面での助言や避難者の健康相談を実施してまいりました。
 令和元年の豪雨に続いて2回目の被災ということで、精神的な疲労感をお持ちの方もいらっしゃいます。今後、心のケアチーム、精神保健福祉センターを中心に、避難所の巡回相談を行っていく予定でございます。
 今後とも、被災者の支援と併せまして、市町の相談窓口で把握されたニーズを必要な支援につなげていくと、必要な対応を行ってまいります。
 そして、次のページ、児童・生徒のケアにつきましては、スクールカウンセラーの緊急派遣を実施予定でございまして、今後、市町教委と県教委と連携しまして、寄り添いながら児童・生徒のケアというのに取り組んでまいります。
 義援金につきましては、日本赤十字社佐賀県支部と共同募金会、県とが共同で8月23日月曜日から義援金の受け付けを開始する予定でございます。近日中にプレスリリースを予定しております。既に幾つかの企業様から寄附のお申出についてお問合せもいただいているところでございます。
 続きまして、住宅支援でございますけれども、窓口業務を行う市町の業務が進むようにということで支援をしているところです。また、県営住宅の入居に向けても調整、みなし仮設住宅についても国との協議を行って、準備を進めております。
 今後、県営住宅、市町営住宅、相談窓口の一本化や募集についても調整をしているところでございます。
 ニーズの把握を進めながら、被災者の状況に応じて対応を行ってまいります。
 以上です。
○司会
 ありがとうございます。
 この被災者支援に関連いたしまして、今日、日赤佐賀県支部から来ていただいておりますので、状況の報告をお願いしたいと思います。
○日本赤十字社佐賀県支部
 これまでの活動状況を3点申し上げます。
 救援物資につきましては、8月15日以降、本日まで、神埼市、大町町、武雄市、嬉野市の避難所用として要請がありました毛布やタオルケット、安眠セットなどを570点程度ですけれども、救援物資を配送しております。
 それから、医療救護活動につきましては、先ほど甲斐部長から報告がありましたように、避難所のアセスメントを行っておりまして、日赤は昨日までに合計6チーム、武雄市と大町町の延べ15か所の避難所アセスメントを行い、改善が必要な点については助言を行っております。やはり中には、2度もボートで救助された高齢者の方もいらっしゃいまして、精神的におつらい方で、体調を崩されている方もいらっしゃったと聞いております。
 避難所アセスは一旦これで終了しております。
 ただ、避難所アセスは今のところ武雄と大町以外の避難所については特に要望が来ておりません。実際には、ほかの市町の避難所についても何か支援ニーズがあるのではないかというふうなことで、昨日、18日現在で一定数の避難者がいらっしゃる県西部地区、それから、私も東部地区を数か所回りまして情報収集をしております。訪問先は全て、土砂災害が発生、もしくはその兆候で避難されている避難所でございました。ドームテントやパーティションが設置されてプライバシーが保護されておりまして、コロナ対策も取られておりましたけれども、一部やはり畳で寝ておられるところもありましたので、そうしたところは行政を通して段ボールベッドを要望するように助言を行いますとともに、日赤の安眠セットを本日配送いたしております。
 以上のような活動につきましては、赤十字ボランティアの力を借りながらやっておるところです。
 以上を踏まえまして、日赤の今後の活動といたしましては、追加でアセスメントが必要な避難所があれば、そこへの対応、それから2番目に、これから被災者の心のケアを始められるというふうなことですので、県や関係機関と連携でやっていきたいと思っております。
 あと、市町の災害ボランティアセンターが立ち上がっておりますので、そこの熱中症やけがなどの対応、救護所への支援要請が来ましたら、そういったものも対応したいと思っております。8月23日から義援金も受け付ける予定です。
 以上でございます。
○司会
 ありがとうございます。
 引き続きまして、市町支援チームとして総務部のほうから概略説明をさせていただきます。
 総務部としましては、被災市町への業務支援、それから、罹災証明だとか、住家被害の認定支援などを行っているところでございます。これまでもご報告いたしましたとおり、県職員の派遣だとか県内の市町、比較的被災が少ないほかの市町の職員の方々の派遣の調整、そういったものをさせていただいております。実際に市町ニーズの情報収集ということで、武雄、大町に県職員を1人ずつ派遣させていただいておりまして、その他、大町、武雄以外の市町につきましては、市町支援課にそれぞれ訪問をさせて情報収集に当たっているところでございます。
 そのほか、14日から避難所移送だとか、避難所の運営業務支援を随時行っているところでございます。
 昨日からは罹災証明の受付業務が出てまいりましたので、それぞれ武雄に6人、大町に4人という形で別途職員を派遣しております。
 今後、住家の被害認定調査というものが始まります。これは多くの職員が必要になってまいりますので、これの調整も引き続きやっていきたいと思っております。
 そのほか、税政課の関係で、ふるさと納税を活用した復旧・復興支援寄附の受付というものを昨日から開始させていただきました。既に寄附のお申込みがあっているというふうに聞いておりまして、非常にありがたい話でございます。
 そのほか、災害被災者に対して県税の減免、いわゆる自動車税、被災した自動車、使えなくなった自動車の減免だとか、個人事業税の減免だとか、そういったことについてのお知らせをさせていただいているところでございます。
 私のほうからは以上でございまして、引き続き、市町支援チームの県民環境関係につきまして古賀部長から説明をお願いします。
○県民環境部長
 私のほうからは災害ボランティア関係と災害ごみ関係の支援について報告させていただきます。
 まず、災害ボランティア関係でございますけれども、これまでの対策本部会議でも報告させていただいておりましたけれども、武雄市と大町町のほうで災害ボランティアセンターのほうが立ち上がっておりましたけれども、本日、8月19日より佐賀市のほうでも災害ボランティアセンターが立ち上がっておりまして、受付が開始されているところでございます。その活動開始については、佐賀市についてはまだ未定となっておりますけれども、準備ができ次第ということになっております。
 それと、CSO活動への支援も、社会福祉協議会さんでありますとかSPFさんとも連携をしまして調整をさせていただいたところでございますけれども、CSOの取組としまして、まず、佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)さんにおかれましては、県外からの災害支援団体の受入れ等の調整を行っていただいております。また、Civic Forceさんにつきましては大町町の避難所への物資の支援、また、日本カーシェアリング協会さんにおかれましては車の無償貸付けの支援、それと、AAR Japan〔難民を助ける会〕におかれましては、武雄市の宅老所等への緊急物資の配布、あと、日本レスキュー協会さんにおかれましては、ペットを連れられた避難者への支援等を行っていただいているところでございます。
 今後も佐賀県社会福祉協議会、佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)さんと情報共有、連携を図りながら、CSOさん、あるいはボランティアの方の活動が円滑にできるように調整、支援を行っていきたいと考えております。
 続きまして、災害ごみの関係でございますけれども、災害ごみの集積所につきましては、武雄市、大町町、多久市、白石町、小城市、江北町、佐賀市、嬉野市の8市町、10か所で設置が行われていまして、受入れが行われております。県としましても適宜、設置、運営についての助言等を行っているところでございます。
 また、災害ごみの収集、運搬に対する支援につきましては、大町町と武雄市のほうから要請があっておりまして、それぞれ県と協定を結んでおります佐賀県環境整備事業協同組合及び佐賀県環境システム事業協同組合等と収集、運搬についての調整を行っているところでございます。
 また、広域処理の支援も行っておりまして、広域処理の支援につきましては、小城市、大町町、嬉野市のほうから要請が来ておりまして、それぞれクリーンパークさがへの受入れ処理について調整を行っているところでございます。
 引き続き市町のニーズ把握に努めながら、支援、調整を行っていきたいと考えております。
 以上でございます。
○司会
 それでは、この関連ということで、佐賀災害支援プラットフォームの方からご報告をお願いします。
○佐賀災害支援プラットフォーム山田です。よろしくお願いします。
 先ほど部長説明があったとおりなんですけど、我々は毎日、19時から葉隠会議というのを行いながら、大体オンラインで参加していただいて、県内外のところの方々で情報発信して、なかなか来れないコロナの状況でありますので、そういう中で、まず先に情報発信して、こういうことをやっていますということを聞いていただいて、県外の団体さんの支援を、受援力というか、受けて、支え合いしていくために準備をしているというところです。
 前あったと思いますけど、県外の支援団体さんの受入れはさせていただくということで、社協の方々と調整させていただいて、本当ありがとうございます。現場では手が足りないという声をよく聞きます。先ほどメンタルケアも含めてですけど、そういう中で来てくださるとありがたいという声は、地元の方とか行政の方、大町に私も入らせていただいていますけど、非常にそういう声は聞きますので、可能な限りやれたらと思っています。
 今、昨日の段階で10団体ぐらいだったんですけど、今、20団体を超えるぐらい、佐賀を応援したいという県外の方々が言ってくださっています。
 先ほど説明があったように誘致の方々、誘致組で来てくれた方々とか、また、地元の地域おこし協力隊で災害のことをやっている人とか、佐賀は非常にユニークな取組で頑張っている団体が多いので、地元の団体と県外からの団体、誘致の団体、そういうネットワークで何とかこの状況を乗り越えていければいいのかなと思っています。主に今来ている団体さんはテクニカルチームといって、技術系の、今、家財出しとかが徐々に進んでいるので、その後の床剝がしとか、そういうものがあったり、避難所のケアとか、いろんな団体さんが、ここに書いてあるジャパンアートさんとか、いろんな避難所を回ったりとかしていただいています。ただ、なかなかそんな広範囲ではないので、できるところでしっかりやっていければというのが今の援助です。
 それに対して、助成金であったりとか、寄附集めも同時にやっておりますので、そういう中で何とか、息の長い支援ができればということでやっています。
 あと、住民さんのお気持ちがやっぱりそこは、県外の人が来てというところもあるので、PCR検査をやったり、ステッカーとか、面談もしながら、毎日検査をしているみたいな人たちもいらっしゃるので、抗原検査とかですね。そういう抗原検査キットとかは、県民協働課の方々にも協力していただきながら、県から頂きながら、連携しながらやっているという状況でございます。
 以上です。
○司会
 ありがとうございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
 続きまして、商工業支援チームということで、寺島部長からお願いします。
○産業労働部長
 商工業支援チームでございます。
 私どものほうは、中小企業、小規模事業者の再建支援というのも大きな役割となっております。先ほど坂本副知事からもございましたように、一昨年の令和元年佐賀豪雨というのもありましたし、実は昨年の夏頃にも浸水被害を受けていらっしゃる事業者さんがいらっしゃいます。この長引くコロナ禍で、相当厳しい状況に置かれている。それの上に、さらに今回の大雨被害ということで、何度も何度も非常に厳しい目に遭われている事業さんがたくさん県内各地にいらっしゃいます。そういう方々にしっかり寄り添って支援をしていかなければならないというふうに考えております。
 現時点での取組状況といたしましては、まず、特別相談窓口の設置と、それから災害復旧資金というものの受付を始めさせていただいております。
 今現在、まず、商工会議所、商工会、それから産業イノベーションセンターのお力も借りて、それぞれ事業所を訪問して、被害の状況、聞き取り等を行っているところでございます。
 私ども部としても、本日から職員手分けして、様々なところにお聞きしに行くことにしております。私も、先ほど名尾手すき和紙さんのところに行って参りましたけれども、見た目よりも相当厳しい状況にあります。報道もされていましたけれども、ご自宅もかなり被害を受けられていますけれども、工房と、それからギャラリーのところも、ぱっと見は、何か大丈夫だったんですねと見えるんですけど、中に入ったりすると、実は相当痛手を受けていらっしゃいますので、よくよくそういうところを見て、お聞きして、しっかりと支援策を考えていかなければならないというふうに思っております。
 今後の対応ですけれども、昨年だと思うんですけど、国のほうでなりわい再建補助金というのが創設されておりまして、基本的には国2分の1で県が4分の1出して、全体4分の3という補助率で上限額3億円というのが各地で活用されているのがございます。
 2度目、3度目の事業者については、1億円までは定額補助という制度がございます。その補助率であったりとか、あるいは上限額というのはそれで十分なのかということと、この補助金というのは災害復旧の様々なものと同じなんですけれども、元どおりに戻すということだけが基本、対象になりますが、例えば、今回のようなこの浸水被害ですと、元どおりにするだけでは、事業者さんは前を向いて立ち上がれません。また来年、同じ目に遭うかもしれないというふうに皆さんそういうふうに思われていますから、何か次の災害に備えて、何か手を打つというところもやはり支援をしなければならないんだろうというふうに思っております。
 そういったことについても国のほうにしっかりと要望していかないといけないというふうに思っておりますが、先ほど九州経済産業局の産業部長さんからも大変ご心配をいただいて、お電話をいただきましたので、こういったことを、口頭ではございますが、まず、お伝えをさせていただいております。
 国のほうでもいろいろと支援策を検討されると思いますので、その国のほうで示されたものというもしっかりと活用しながら、県としてどういった支援が必要なのかといった議論をさせていただきたいというふうに思っております。
 以上でございます。
○司会
 ありがとうございます。
 次、農林水産業支援チームということて、池田部長お願いします。
○農林水産部長
 農林水産業支援チームです。
 現在、農林事務所や農業改良普及センターが現場に出向きまして、被害の状況把握を行っております。
 今後とも、農作物や農地、林地等の被害状況の詳細な把握を行いますとともに、被災地域での災害復旧や農林業の経営継続に向けた支援ということで、国への要望の検討をしたり、あるいは県独自の支援策を検討してまいりたいと考えております。
 私自身、今日は先ほどまで被災現場を見てまいりました。嬉野の茶園の崩壊現場だったり、あるいは武雄市や大町町で冠水しております水稲や大豆──水稲が出穂している稲穂が赤くなったり、あるいは大豆が完全にしおれたり、そういった現場を見て回りました。改めて被害の大きさを実感した次第でございます。
 被災された皆様が前を向いて農林業の経営を継続されますように、しっかりと支援をしてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○司会
 ありがとうございます。
 次に、風評被害対策チームということで、田中局長からお願いします。
○文化・スポーツ交流局長
 風評被害対策チームでございます。
 観光事業者、コロナ禍にあって、かなり傷んだ中にあって今回の大雨の被災ということで、かなり厳しい状況にありますけれども、実際、武雄地区、嬉野地区、何回も何回もマスコミに取り上げられていますので、武雄温泉、嬉野温泉についても営業的に厳しいんじゃないかというふうに誤解されがちなんですけれども、基本的には今のところ、全部通常営業をやっておられます。そのあたりの情報をきちんとお伝えしていくということで、少しでも旅館のほうに被害が少なくなるように応援していきたいと思っております。
 以上でございます。
○知事
 今旅館は県外からは基本的には来ない、要はほかの県は今コロナで県境を越えないということになっているから、もちろん来てしまっているのはいいけど、この風評被害でプロポーションというのは何かぴんとこないね、コロナの関係で言えば。
○文化・スポーツ交流局長
 2年前は全然大丈夫ですよという形で全国向けで情報発信いたしましたけれども、今回はコロナの関係でそこら辺はちょっとタイミングとコロナの状況を踏まえた発信をしなくちゃいけないです。
○知事
 そうだよね。
 だから、片や県民さんはある程度その状況が分かっているわけだから、2年前、確かにあの報道がさんざんされて、佐賀県が全部水没していると言っている人が結構いて、そんなことないよと、あのときはやったけど、今回はコロナだから、基本的に県民が分かっていただいて、そして県民が泊まりに行っているやつについては今、止まっていないというか、いいんだよね。
○文化・スポーツ交流局長
 事前予約の分は……
○知事
 それはキャンペーンね、普通には行ってもらっているから、そのあたりをよく整理してやっていかないと。
○文化・スポーツ交流局長
 間違った情報を出してしまうと……
○知事
 そうそう、ここはよく……
○文化・スポーツ交流局長
 はい、今回、もしかしたらそこかなと思っています。
○知事
 はい、よく整理してね。
○司会
 それでは、公共施設復旧対策チーム、平尾部長からお願いします。
○県土整備部長
 公共施設復旧対策チームでございます。
 まず、人命を最優先とした対応を行っているところでございます。被災直後から建設業者さん方の協力をいただきながら、昼夜問わず応急対応などの対策を実施してきたところでございます。
 前回の報告からも被災箇所のほうは数も増えております。そうした中において、高速道路のNEXCO西日本のほうから午前中連絡がございました。通行止めとなっておりました佐賀大和インターと東脊振インター間、こちらについては、8月20日の朝、解除の見込みというふうなことで報告があっております。併せてプレスリリースもされたというふうに聞いているところでございます。
 ただ、福岡方面につきましては、2車線のうち、1車線だけはちょっとどうしても規制をかけざるを得ないというようなことでございますので、走行時には注意をしていただければというふうに思っております。
 また、地滑り等が発生しているような箇所、こちらについては、住民の避難状況を把握しながら、また、人命の安全を確保しながら、それぞれ対応をしているところでございます。
 それと住民の方々の避難所への説明というのも、これまた非常に大事なことでございまして、事例を申し上げますと、みやき町の簑原地区、けさ9時半から住民の避難所に出向きまして、みやき町と森林管理所、土木事務所でご説明をいたしました。
 避難された住民の方々からは、今月いっぱい戻れないのかなというような気持ちでいたんですけれども、こちら側のほうから何とか今週中には避難所のほうから戻れるようなことで、いろいろ調査機器とかセンサーとか、そういったものをつけていますというようなことを話したところ、本当に安心したというような声を住民の方からもいただいたところでございます。
 こういうふうな地元への丁寧な説明も行いながら、また、被害の拡大防止、こういったことにも対応しながら、引き続きしっかりとした対応をしていかなきゃいけないと思います。
 それと、今後はまたこの復旧に向けてということで、災害査定に向けてもそれぞれしっかりと全容の把握であったりだとかもしていかなきゃいけないというようなことで、そういったことも努めていきたいというふうに思っております。
 それと、今回、かなりの雨も降ったということで、河川のほうから有明海の沿岸にも漂着ごみ等が漂着しているというようなことでございます。農林水産部、県土整備部と合わせまして、23日、24日、この2日間で調査ごみの全容を把握したいと思っておりますし、また、調査が終わり次第、ノリ漁期等もございますので、速やかな撤去等にも取り組んでいきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○司会
 ありがとうございました。
 それでは、ここでリモートで出席いただいております武雄市さんと大町町さんに現在の状況等を報告していただきたいと思います。
 そしたら、武雄市さんのほうから現在の状況の報告をお願いします。
○武雄市副市長
 災害対応、本当にお疲れさまです。武雄市でございます。
 武雄市では8月11日から16日まで多いところで1,000ミリを超す雨量、それから、時間雨量も140ミリを超えました。それで、先ほどありましたように、3年間で2回ということで、同じポイントがつかるというのは、これは全国的にも珍しい地区じゃないかなということで、これを強調したいというふうに思っています。
 令和元年の災害と比べれば、朝日、北方に加えて、今回は橘町が非常にエリアが拡大しまして、おまけに浸水がひどくて、床上浸水がほとんどであります。そういうことで、市内では避難者が最大、ピークで700名ほど指定避難所に訪れていました。そういう状況で、現在は10分の1の70名程度ですけれども、水が引きつつあります。ほぼほぼ引いたところでございます。
 被害状況については現在調査中ですけれども、浸水については、戸数としては1,650戸、これは事務所、倉庫を除いております。今回は、先ほど言いましたように、床下・床上の浸水の度合いとしては、床上が相当に多いという状況にあります。
 それと、地滑りについてですけれども、市内多数発生をしておりますけれども、2か所、現在も動いているということが西川登町、武雄町で、その2か所が今住民についても避難をさせているところです。
 先ほど坂本副知事からもありましたように、国道34号沿いの飲食店等がまた浸水をしまして、非常に心が折れているということで、その経営者の皆さん方は片づけの最中におっしゃっておりまして、ここへの支援が急務だなというふうに思っておりますし、農業についても、稲の状況、それから、大豆がほぼほぼ立ち枯れをしているような状況でありますので、心配であります。
 現在の状況ですけれども、災害ごみが、先ほど言いましたように、水深が深かったものですから、床上浸水による畳等の災害ごみが相当数出てきております。現在、市内で2か所の集積場を設けておりますけれども、前回みたいな自衛隊の応援がないもんですから、今、県のほうにお願いして、収集についても努力をお願いしているところです。
 罹災証明については、昨日から受付を開始して、現在、既に500件を超える受付状況であります。
 それから、災害ボランティアについては、昨日センターを設置し、募集開始を今日からしまして、活動開始を21日からということで今準備を進めておるところであります。
 今後については、被害状況も次第に分かってくるとは思いますけれども、特に今コロナの感染状況が全県的にも、武雄市にも広がっております。支援をする職員を含めて、コロナにかかっては元も子もありませんので、そこの感染予防を十分に注意した上で今後進めていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。
 以上です。
○司会
 ありがとうございます。
 続きまして、大町町の三角副町長さん、聞こえていらっしゃいますか。
○大町町副町長
 聞こえています。
○司会
 そしたらお願いします。
○大町町副町長
 大町町の三角です。よろしくお願いします。
 今回の災害につきましても、県のほうからは技術的な支援であるとか、いろんなものに支援していただいています。これからもよろしくお願いしたいと思います。
 現在の状況ですけれども、基本的には武雄市さんと同じように、一昨年受けた後、同じ地域、それと拡大した地域に被害を受けています。大町町の特徴としましては、さらに南側が浸水の被害を受けたんですけれども、一昨日、いわゆる斜面の崩壊の予兆に変わりまして、ため池の状況により、避難指示が出たと。さらに、昨日になって、今度は町の北側におきまして、小規模な滑りが起きまして、それに関してまた避難指示が必要な状況になったということで、現在、それぞれ3か所で別々に避難と思っております。昨日、あるいは一昨日に新たに避難指示を出しましたので、避難者がむしろ、おとといよりもきのうが増えているというような状況になっております。それぞれで限られた人員で対応しているという大変厳しい状況になっております。
 一方で、一昨年の災害を受けまして、これから先、災害に強いまちづくりを目指してやってきました。一昨年以来、いろんな各種団体と災害についての連携をやってまいりましたので、今こそ、その力を発揮するところ。しっかり寄り添って、一人一人を最後まで、ネットワークを使いながら支援をしていきたいというふうに思っています。ただ、我々だけではとてもいろんな力足りませんので、ご協力をお願いしたいと思っています。よろしくお願いします。
○司会
 ありがとうございました。
 それぞれの市町の方々の武雄市さんと大町町さんにも県の職員を派遣して人数把握をさせていただいておりますので、いろいろ要望等ございましたらおっしゃっていただきたいと思っております。ありがとうございました。
 それでは、最後となりますけれども、知事からの指示ということでお願いをさせていただきたいと思います。
○知事
 今日は初めての復旧・復興本部会議ということであります。皆さんで力を合わせて頑張っていきたいと思いますが、まず、この復旧・復興をするに当たって、前提条件ということで2つの話をさせていただきたいと思います。
 これは対策本部会議でも再三話をしてきたことなんだけれども、改めて今日、北川さんも三角さんも聞いていると思うので、1つ目は、明らかに異常気象によって気候変動が起きているということです。ですので、これまでは30年に1回とか、そういう話だったんだけれども、それこそたった2年で起きてしまったということからも分かるとおり、気象庁の意見にもあったように、気象条件が完全にこれまでの北部九州の気象条件とは違う形になっているということです。ですので、前線型のこういう気象というのは、これから頻繁に起こる、そういう前提で準備をしておかないといけない。毎年こういったお盆がやってくる可能性が十分あるという前提でこれから準備をしなければいけないということだと思います。
 ですので、30年ぶりとか、50年に1回だということ自体が、それに振り回されないように、これからちょこちょここういうことが起きるんだということです。だって、皆さん考えてみてください。甲子園は大変なことになっているでしょう、あれ。今まであんなに延期になったことなんかないわけだけれども、完全に今、日本の気象条件が変わっている、温暖化によって。ということを前提にしてやらないと、我々は大きな間違いをしでかすと思うのでということが1点。
 もう一点は、今回もしっかりと教訓化していくということです。2年前にあれだけ徹底的にこの会議でも油流出を今度やったらいけないよということで、大町と一緒になってやってきた。この成果が今回は出てきた。これは非常に我々にとってみると、やはり教訓化って大事だねということ。32年前やったことを、2年前に同じことが起きた。今度はやってはいけないということで、しっかりみんなで官民一体となってやったことが今回はそこはクリアできたということ。
 ただ、やはり2年前に起きたことでまた今回もクリアできなかったことというものも浮き彫りになったわけでありまして、今回、佐賀県、こんなに多くの災害であったにもかかわらず、命が一人も失われなかったということについては、これは本当にありがたいことで、みんなで一生懸命やってきた成果が出てきたことだと思います。やっぱり命が何よりも大事だったので、これはこれからもしっかりとそういった形でやっていきたいと思います。
 それから、私的に言うと、今回、事前に臨時会見まで開いて、かなり今回危ないということで県民の皆さん方に呼びかけたんだけれども、どの程度伝わっていたのかなということも、私のこととしてまたこれも検証してみたいなというふうに思います。やはり事前にある程度準備ができることというのを県としてどれだけ事前に、避難もそうだし、様々なものを上に上げておくということもそうだけれども、できていたんだろうかということをやっておかないと、これはハード、ソフト両面でこれから頻繁に起こることも前提にしながら対策を打っていくというのが大事です。
 ですから、これまで、それこそポンプの話じゃないけど、15センチしか、かさ上げしない補助要件というのもあったらしいけれども、それじゃ足らんわけだから。ポンプはとても大事だから、もっと高いところまでしっかりと今度はやっておくとか、そういったことも含めて、やれることを今からハード、ソフトともにやっていかなければいけないと思います。
 先ほど話がありましたけれども、2年前にせっかくみんなで力を合わせてやったことが、またかということで事業者の皆さんはじめ、心が折れているという、私のほうにもいっぱいその話は来ています。ですので、もう同じことを繰り返すわけにはいかないので、こういったことを前提として、どういうふうにまちづくりもあるべきかということを市町の皆さんと一緒になって考えてつくり直さないといけないなというふうに思います。なので、単に前の形に復旧するというだけではなくて、全くこの異常気象変動型のまちをつくっていかなければいけないという観点、大きな視点を持って取り組む、そして、国とも折衝していくということだと思います。
 そして、何よりも市町、そして、そこにいる住民の皆さん方、2年前も言いました、一人一人ということを意識して、血の通った仕事をそれぞれのチームでしてもらいたいなというふうに思います。
 それからもう一点だけ、個別の話ですけれども、先ほど寺島部長のほうから名尾和紙の話がありました。恐らく名尾和紙さんとか、あれは佐賀に1つしかない和紙の製造所なので、我々にとってとても大事なものですね。我々がずっとこのコロナの中で企業誘致してきたフォレストアドベンチャーも今、道が完全に寸断されて、厳しい状況にある。こういう一つ一つのものについて、まだあると思います、特に気をかけなければいけないようなものというかですね。そういった個別の案件についても、これは総務とか政策でやるのか、先ほど言ったように産業とか個別のチームの中の個別案件として入れていくのかということも含めて、ぜひ洗い出しをしてもらいたいなというふうに思います。
 一人一人ということで、血を通わせていく仕事をする上で、どうしてもSPFさん、CSOが大事なので、2年前も大変お世話になりました。一人一人に向き合ってもらって、本当に多くの声が寄せられましたので、ぜひプラットフォームさんはじめ、みんなそれぞれのチームが、今でも大分活躍していただいているわけですけれども、これからもぜひよろしくお願いしたいと思います。
 県全体として、行政としてやらなければいけないことについては遠慮なく言っていただいて、大きな観点で、やれるところをできる限りやっていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。赤十字さんも、私が何と言っていいかあれだけど、頑張ろう。
 ということでありまして、これからまた長い復旧・復興への道がありますけれども、ぜひみんなでしっかりと県民のために頑張っていきたいと思いますので。
 それから、嬉野とか、あっちの、それこそ、みやきとか、神埼とか、今回、各方面にわたっていますので、そういったところもしっかりとよく目配りをして、みんなで連携しながらやっていきたいと思います。よろしくお願いします。
 以上です。
○司会
 ありがとうございました。
 これをもちまして第14回佐賀県復旧・復興推進本部会議を閉じさせていただきます。お疲れさまでございました。

 

 

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