「全国体力・運動能力、運動習慣等調査」の結果をお知らせします
小学校5年生、中学校2年生を対象に実施された「平成22年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査」について、文部科学省から調査結果の概要が提供されましたので、県内の公立学校の調査結果についてお知らせします。なお、本調査は、平成20年度から悉皆調査として実施されていましたが、今回の調査から抽出調査方式に変更されています。
1 調査概要 (調査対象:小学校5年生、中学校2年生)
(1)調査対象 小学校5年生、中学校2年生(分校、特別支援学校を含む)
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全国計 |
佐賀県計 |
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学校数 |
抽出率 |
学校数 |
抽出率 |
児童生徒数 |
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小学校5年生 |
4,350 |
18.7% |
62 |
32.5% |
2,914 |
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中学校2年生 |
2,211 |
18.5% |
32 |
30.5% |
2,647 |
※抽出調査対象学校は文部科学省において決定されています。
(2)調査時期 平成22年4月~7月(各学校で実施)
(3)調査項目 実技調査、質問紙調査(児童生徒・学校に対する調査)
※ 詳細は、別添参考資料を参照してください。
2 調査結果(県内公立学校概要)
~中学2年は男女とも体力合計点の全国平均値を上回った。
一方、小学5年男子は全国平均値と同程度、女子は下回った。~
(1)中学校の主な特徴
~運動部加入率、運動等実施状況が全国平均より高い~
中学校は、男女とも運動部への加入率や平日、土日の運動・スポーツの実施状況が全国平均より高くなっています。
また、スポーツをすることは不得意と感じている生徒が少ないことも分かりました。
これは、多くの学校が、保健体育の授業以外に体力向上の取組や、運動習慣確立のために運動部への加入推進などの手立てを取っていることが要因として考えられます。
また、行事への参加を促したり、体力調査結果の連絡をすることにより、家庭と連携をして体力向上に取り組んでいる学校の割合が全国平均より高いことが分かりました。
(2)小学校の主な特徴
~男子の運動等実施状況は全国平均より高いが、女子は低い~
小学校5年生男子は、運動・スポーツの実施状況(ほとんど毎日実施する割合)が全国平均より高くなっています。
また、地域の運動行事へ参加している児童の割合が男女ともに全国平均より高く、積極的に参加していることが分かりました。
学校においては、体育的行事に地域の人材を活用している学校の割合が高いことが分かりました。
一方、男女とも朝始業前、中休み、放課後の時間帯で運動・スポーツの実施状況が低いことや、女子の運動実施状況が低いことなどの課題が明らかになりました。
学校においては、体育の授業以外での体力向上の取組や、運動習慣確立のための手立ての実施が全国平均より低いことなど課題が明らかになりました。
3 今後の取組
県教育委員会では、各学校で取り組んでいる好事例を共有し、各学校の取り組みに生かすため、昨年度、全ての小中学校から、児童生徒や地域の実態に合わせ各学校が取り組んでいる特徴的な事例を収集しました。
収集した事例は、64事例に精選し、「子どもの体力向上プログラム指導改善事例集」としてまとめ、本年3月に各学校に配布し、学校では、健康・体つくりの推進に活用されています。
今年度は、平成23年度から全面実施される小学校学習指導要領の改訂に合わせ、指導資料集を作成しています。また、学識経験者、小学校教諭などからなる「体力向上支援プログラム委員会」において、体育の授業の充実を図り、体力向上の取り組みを支援することとしています。
今後、学識経験者、PTA代表、小中学校教諭、栄養教諭、養護教諭などからなる「子どもの体力向上支援委員会」において、同調査結果をさらに詳細に把握・分析し、体力向上の具体的方策を検討します。
また、各学校において、一人ひとりの児童生徒の体力や生活習慣などを把握し、体育・健康に関する指導の改善が図られるよう支援していきます。
なお、今回、文部科学省から出された報告書には、全国44校の取組事例が「家庭と連携した取組」「地域と連携した取組」「外部指導者を活用した取組」の視点でまとめられ、紹介されています。
本県からは、「地域と連携した取組」として、小城市立小城中学校の取組が好事例として紹介されました。
小城市立小城中学校『保護者と連携をした「親子ふれあい活動」の取組』
