水素・燃料電池自動車の社会実証を行っています
佐賀県では、水素利用社会の実現に向け、2011年3月に水素ステーションの運転を開始し、水素・燃料電池自動車(FCV)の社会実証を行っています。
燃料電池自動車は、走行時に発生するのは水のみで、クリーンな次世代の自動車として2015年に国内市場への導入が予定されており、実用化に向けた実証が進められています。
鳥栖水素ステーション
鳥栖水素ステーションは、木質チップを高温でガス化し、精製した高純度の水素を燃料電池自動車に充填する日本初の水素ステーションで、可搬式パッケージタイプのステーションとしても全国で初めての施設となります。
(有)鳥栖環境開発綜合センター、日本エア・リキード(株)、三菱化学エンジニアリング(株)と共同で「佐賀県水素利用社会実証協議会」を設立し、ステーションの運用を行っています。

コンパクト・低コストが特徴の鳥栖水素ステーション
鳥栖水素ステーション概要(909KB; PDFファイル)
※水素ステーションは、日本で15箇所(関東9、中部1、近畿2、九州3)稼動しており、技術的な実証のほか、ユーザー利便性、ビジネスモデルの可能性等について検証を行っています。
燃料電池自動車(FCV)
燃料電池自動車(FVC:Fuel Cell Vehicle)は、燃料電池で水素と空気中の酸素の化学反応によって発電し、発電した電気エネルギーでモーターを回して走行する、電気自動車(EV)の一種です。
燃料電池の高い発電効率により、従来のガソリン自動車の2倍以上のエネルギー効率を実現しています。また、走行時に排出されるのは水だけで、CO2や大気汚染物質は排出されないため、非常にクリーンな自動車です。
燃料電池自動車と納車式の様子(県公用車として実証運用中)
社会実証の実施
NEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が実施する「地域水素供給インフラ技術・社会実証」において、燃料電池自動車の広域走行実証を福岡県と連携して実施しています。
実証は今年度から平成27年度までの5年間で、水素ステーションの安全性や耐久性の検証、コスト検討なども行う予定です。
