韓国で発生した口蹄疫について
平成22年11月26日に韓国の慶尚北道・安東市(キョンサンブクト・アンドンシ)において発生した口蹄疫は、その後発生が拡大し、全8道のうち2道(全羅北道(チョルラブクト)、全羅南道(チョルラナムド))と済州島を除き、韓国全土にまん延しました。平成23年2月15日には、3,447農場の発生が確認され、3月21日時点の情報で約6,200農場の家畜約348万頭が殺処分され、沈静化していたものの、4月17日、新たに慶尚北道の永川市で再発し、4月25日までに同市内において3例(全て豚)確認されました。
※ 韓国における発生状況(平成23年7月28日現在地図)(167KB; PDFファイル)
また、平成22年12月22日に、韓国政府は、京畿道(キョンギド)北部及び江原道(カンウォンド)に拡散したことから、ワクチンによる清浄化を図るため、ワクチン接種を決定し、平成22年12年25日から接種を開始し、当初、地域及び家畜を限定して接種していましたが、発生状況に応じて、対象地域・家畜が拡大し、平成23年1月13日には、全国(済州島を含む)のすべての牛及び豚(肥育豚を含む)を対象とし、2月26日に全ての対象家畜にワクチン接種が終了しました。(2009年の飼養頭数 牛-308万頭、豚-958万頭)
【ワクチン接種状況】
・平成23年1月31日、牛の1回目1次接種を完了。
・2月1日、豚の1回目1次接種を完了。
・2月26日、牛・豚の1回目2次接種を完了。
・今後も6ヶ月毎にワクチン接種を実施。
(ワクチン接種清浄国のステータス取得を目指し、ワクチンを定期的に接種。)
・2月末から、鹿と山羊37万頭にもワクチン接種。
【韓国政府の防疫対応 (平成23年4月17日の再発以降)】
・感染豚群のみを殺処分、移動制限は発生農場のみ。
・全国農場の一斉消毒、臨床観察強化を実施。
・発生農場周囲3kmの農場を対象にワクチンを追加接種。
・1回目2次接種の6か月後を予定していた2回目接種の早期(7月以降)実施を検討中。
(一部、報道等による情報を含みます。)
韓国政府の見解(平成23年4月17日付韓国農林水産部プレスリリース)では、
(1)ワクチン接種農家においても口蹄疫が発生する可能性があり、
(2)今後もこれまでの発生地域を中心に間欠的に発生する可能性がある、
とされており、
口蹄疫ウイルスの侵入防止対策として、引き続き次の取組の徹底をお願いします。
- 農場への人・車両の出入りに際して、徹底した消毒を実施すること
- 発生国に滞在していたため、ウイルスを伝播させる可能性のある人・物品を農場に近づけないこと
- 口蹄疫の疑いがある場合は、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に通報すること
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