養鶏
2012年5月17日
採卵鶏部門
- 未利用資源等を活用した採卵鶏用飼料の低コスト化技術の検討(平成21~23年度)
<試験の目的>
- 養鶏飼料の主原料であるトウモロコシのバイオエタノール向け需要の拡大や、原油価格の高騰による海上運賃の上昇は配合飼料価格の高騰を引き起こし養鶏農家の経営を非常に圧迫しています。そこで、主原料であるトウモロコシの代替となり、生産性や畜産物に悪影響のない安価な資源を採卵鶏の飼料として活用することで、飼料の低コスト化について検討しています。
<具体的な取り組み>
- 県内の食品メーカーで排出される屑米を活用する
<主な成果>
- 産卵成績(産卵率、産卵日量、平均卵重、飼料消費量、飼料要求率)に影響を及ぼすことなく飼料費を軽減できる。
- 屑米の多給は卵黄色の淡色化や卵白色の透明化につながることから、トウモロコシの代替としては15%が効果的である。
図.卵質の様子
(左端:市販成鶏用配合飼料給与卵 その他は屑米給与卵)
ブロイラー部門(23年度からの試験内容紹介)
ブロイラーの暑熱ストレスによる損耗防止技術の確立(平成23~25年度)
<試験の目的>
本県のブロイラー生産量は全国屈指の規模であり本県農業の重要な作目である。近年の地球温暖化によって佐賀県でも猛暑日の日数が増加しており、毎年ブロイラーの暑熱被害が多数報告されています。現在行われている暑熱対策は強制換気や直接細霧等の鶏舎設備を用いたものが一般的です。そこで新たな取り組みとしてブロイラーの飼養管理法による対策を講じることで暑熱被害を軽減する技術の開発を行います。
<具体的な取り組み予定>
- 高温暴露法の検討
- 制限給餌法の検討
- 飼料・飲み水への添加剤の検討 など
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