季節性インフルエンザの基礎知識

季節性インフルエンザとは

 季節性インフルエンザとは、例年冬季に流行が見られるインフルエンザのことで、インフルエンザウイルスを原因とし、急な発熱を特徴とする呼吸器感染症です。

 インフルエンザウイルスにはA型・B型・C型があります。C型も人に感染しますが流行は起こりにくいとされています。

 ヒトの間で流行する季節性インフルエンザは、Aソ連型(H1N1亜型)・A香港型(H3N2亜型)、B型の3タイプです。

 典型的な症状としては、1~5日(平均3日)の潜伏期の後に、突然38度以上の高熱が出現し、頭痛・関節痛・筋肉痛・全身倦怠感などの全身症状に加えて、咽頭痛・咳・鼻汁などの風邪様症状が出現します。ほとんどの場合、約1週間で軽快しますが、重症化すると、肺炎、脳炎・脳症などを起こすこともあります。通常の風邪に比べて、高熱などの全身症状が急に出現することが特徴です。

 

感染経路

 

飛沫感染

 感染者が咳やくしゃみをすると、ウイルスを含んだ飛沫が飛び、この飛沫を、周辺の人が鼻や口から吸い込んだり、目の粘膜から体内に入って感染します。

 このような感染経路によるものを「飛沫感染」といいます。

 

接触感染

 感染者が口を手で覆って咳やくしゃみをすると、その飛沫の中のウイルスが手につきます。
 そして、その手を洗わないまま、ドアノブやエレベーターのボタン、コンピューターのキーボード等を触ったりした後、他の人がその場所を触り、その後自分の鼻や口、目を触ってウイルスが体内に入って感染します。このような感染経路によるものを「接触感染」といいます。

 

写真:ドアノブ写真:エレベーターのボタン

 

<参考>

感染経路の説明 

飛沫感染

  1. 感染者が咳やくしゃみをする
  2. ウイルスを含む「飛沫」が飛散
  3. 近くにいる(1~2メートル以内)健康な人が鼻や口から吸い込む
  4. ウイルスが体内に入る
  5. 感染

接触感染

  1. 感染者が口を手で覆って咳やくしゃみをする
  2.  「飛沫」の中のウイルスが手に付着する
  3. 手を洗わないままドアノブやエレベーターのボタン等を触る
  4. その部位を健康な人が触れる
  5. その手で自分の鼻、口、目を触る
  6. ウイルスが体内に入る
  7. 感染
 
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