感染性胃腸炎にご注意ください
例年11月から3月は、感染性胃腸炎が多発する時期です。
感染予防に努めましょう。
感染性胃腸炎とは
1つの病気をあらわすものではなく、ウイルスや細菌など様々な病原体を原因とするおう吐、下痢、腹痛などの胃腸症状を主体とする病気のことです。おおむね、11月~2月がノロウイルス、3~4月にロタウイルスが流行します。
感染経路は?
○ 汚染されていた二枚貝類を生あるいは十分に加熱しない状態で喫食。
○ ノロウイルスに感染した人が、十分に手洗いを行わずウイルスが手につい
たまま調理し、食品が汚染され、その食品を食べた人が感染。
○ おう吐物や糞便で汚染された人の手を介し口から取り込まれ、人から人へ
感染。
どんな症状?
○ ウイルスや細菌に、感染又は汚染されていた食品を喫食して1~2日後に、
吐き気、おう吐、下痢、腹痛、発熱などの症状が見られます。
○ 主な症状は3日間程度で回復しますが、高齢者や乳幼児では脱水症状
などから症状が重くなる場合がありますので、注意が必要です。
○ ウイルスの排泄は、数週間続く場合があります。
予防方法は?
○ 手洗いは予防の基本です。(調理前、トイレの後など十分な手洗いをしましょ
う。)
○ 下痢・おう吐のある患者に接する時は下記のことに注意しましょう。
・ こまめに手を洗いましょう。(特に用便後)
・ 感染力が強く、環境(ドアノブ、カーテン、リネン類、日用品)からもウイルス
が検出されます。ウイルスを死滅させるためには、次亜塩素酸ナトリウム
(塩素系漂白剤等)によるふき取りや熱湯・熱風消毒(85℃以上で1分以上
高温乾燥機やスチームアイロン等で)が有効です。
・ 特に、おう吐物等の処理では乾燥しないうちに、濡らした新聞紙などを使っ
てふき取り、最後に塩素濃度約0.1%の次亜塩素酸ナトリウム(代表的な
「家庭用塩素系漂白剤(原液に含まれる次亜塩素酸濃度約5%のもの)を
使った場合、目安として、500mlのペットボトルを使い、水500mlにキャップ
2杯)で拭き上げてください。
(注意) 濃度が薄いとウイルスが死滅しませんので、使用する漂白剤の
濃度をご確認ください。また、作り置きの消毒薬は、効果が低下している
可能性があるので、使用しないでください。
ペットボトルで作成する際は、消毒薬であることを明示し、誤飲の防止に
注意してください。
・ 放置したり消毒が不十分なときには、乾燥した汚物が粉じんとなって、感染
源になることもあります。
○ 食品を加熱する際は、食品の中心部まで十分に加熱調理しましょう。
○ 下痢症状のある方のお風呂は最後に、また下着の洗濯は別にしてください。
○ おう吐・下痢の症状のある人は、速やかに医療機関を受診してください。
