「平成20年度佐賀県教育方針」を策定しました
基本方針策定の趣旨
21世紀を迎えた今日、少子・高齢化の進行や国際化・情報化の目覚ましい進展など、社会のあらゆる面が大きく変化してきました。
このような中、本県の教育においても、県民一人一人が社会の変化に適切に対応しながら、未来をたくましく切り拓いていくため、他人を思いやるなどの豊かな人間性を育て、生涯にわたって自分で学ぶ意欲を養うなど生きる力を身に付けられるよう、育んでいくことが求められています。
このため、県教育委員会では、本県の教育の基本目標として、以下の項目を掲げ、総合的・体系的な施策に取り組んでいますが、この「佐賀県教育の基本方針」は、平成20年度におけるこれらの取組をとりまとめ、教育に関わる県内の全ての関係者が、一定の共通認識のもと、各教育現場での教育活動に携わっていただけるよう、策定・配布しているものです。
平成20年度版の策定に当たって
特に、20年度の基本方針の策定に当たっては、19年度に新たに着手した「これからの佐賀県教育をともに考える会」における学校・家庭・地域の関係者の意見・提案や、「学校支援・振興プロジェクト」における教育現場の声、「保護者・教師の教育に関する意識調査」から得られた課題などを踏まえ、「時代や社会の趨勢への対応」、「学校の中と外における相互理解の形成」、「現場志向の政策形成プロセスの確立」を基本として取り組みました。
また、これらを踏まえ、例えば、小・中学校における学力向上対策や学習環境の改善・充実、学校の組織マネジメントの確立と家庭・地域との連携・協力のための体制整備、特別支援教育の充実などのため、新たな施策や取組を盛り込み、これらについて、以下の5つの基本方向のもと、取り組むこととしています。
5つの基本方向
1 いきいき学ぶ学校教育の推進
学校教育においては、基礎的な知識・技能の確実な定着はもとより、学ぶ意欲や考える力など、社会を生き抜くために必要な「確かな学力」や「豊かな人間性」の育成のため、学校における教育内容の充実や学習環境の改善などに取り組みます。
2 豊かな学びを支える教育環境の充実
学習内容等の改善・充実とともに、これらを支える使命感と実践力にあふれた教師の養成・確保、そうした人材を活かす学校組織や教育行政への改善・充実に取り組んでいきます。
また、安全・安心への社会的な関心の高まりや、学習内容の充実・高度化に応じソフト・ハード両面の学習環境の整備・充実に取り組みます。
3 家庭や地域における多様な学習活動の推進
少子化・核家族化の中で、教育の出発点である家庭や、様々な人材・資源を擁する地域社会における教育的な取組を支援し、促していきます。
また、知識社会化など社会の変化の中で、図書館先進県づくりをはじめ、誰もが、いつでも、自由に学習機会を選択でき、その成果が適切に評価される「生涯学習社会」の構築へ向けた環境づくりに取り組みます。
4 多彩な文化の振興と伝統文化の継承
生活に潤いや楽しさが実感でき、子どもたちが豊かな人間性や多様な個性を育んでいけるよう、文化活動の促進や文化に親しむ場の整備などに取り組みます。
5 夢・感動と活力を生むスポーツの振興
誰もが、生涯を通じてスポーツに親しみ、明るく活力に満ちた生きがいのある社会づくりに資するため、生涯スポーツや学校体育の振興などに取り組みます。
教育目標の達成へ向けて
これらの目標の達成には、県や市・町、学校等がその実現に向けて取り組むことももちろんですが、県民の皆さまにもまた、今日の教育課題を理解・共有いただき、家庭や地域といったそれぞれの立場から、これまで以上に積極的に取り組んでいただくことが不可欠です。
皆様方におかれましては、県教育委員会のこれらの施策の推進に、今後とも御理解と御協力をいただきますようお願いします。
お問い合わせ先
佐賀県教育庁 教育政策課
メールアドレス: kyouikuseisaku@pref.saga.lg.jp
