佐賀大学文化教育学部との連携・協力協議会を開催しました

2008年4月14日

教育ボランティア活動活動風景  県教育委員会では、平成17年1月に佐賀大学文化教育学部と佐賀県教育委員会との連携・協力協定を締結し、教員養成課程の改善・充実から、県の教育課題解決への大学による支援・協力まで、実に幅広いプロジェクトに取り組んでいます。
 これらの取組について、双方の関係者が一同に会し、経過報告や意見交換を行う場として、標記会議を以下のとおり開催し、新たに5つのプロジェクトに着手することなどを決定しました。
 会議結果の概要は、以下のとおりです。

1 日時    平成19年6月12日(火曜日) 10時~12時

2 場所    佐賀県教育委員会室

3 出席者
(1)大学側 撫尾学部長、松尾副学部長 他11名
(2)県側  川﨑教育長、古谷副教育長 他13名

4 結果
(1)教員養成専門部会
 教員養成課程の改善・充実を目的に、18年度からの継続・完了事業4本の報告とともに、新たに「21世紀養成改革アクションプラン」など3本の新規事業に取り組むこととしました。

【教育ボランティア活動】
 教員志望の学生さんを、県内各地の学校に派遣し、養成段階で現実の学校現場や子どもたちとの関わりを体験いただくものです。
 18年度は56の小中学校の81件のプランに延255人を派遣しました。

【地域での体験活動への学生派遣】
 教員志望の学生さんに、学校の外での子どもたちの様子を理解いただくもので、市町が行ってきた地域子ども教室等に派遣しているものです。
 18年度は、佐賀大学から延約500人の学生さんが派遣されました。

【大学院への教育実習の試行的導入】
 教員志望の大学院生に、大学院段階にふさわしい教育実習として、10ヶ月という長期に渡り、地域や学校の課題解決への提案を目的とした実習を行っています。
 18年度は数学教育や家庭科教育、特別支援教育などをテーマにした4名が派遣されました。

【発達障害と心身症に強い教員養成(19年度新規)】
 18年度の大学院教育実習の成果・課題を踏まえ、特別支援について、医学など専門的な知識・スキルをもった教員養成が課題であることから、大学内の来訪型施設から支援児在籍校への学生派遣まで一貫した教員養成プログラムを設けるものです。

【教員養成課程の共同評価(18年度完了)】
 18年夏に学校等への養成課程意識調査を行うとともに、冬から年度末にかけて、大学と県共同でのワーキングを設け、養成課程の在り方等についての論点整理を行いました。
 この成果は、19年度以降の養成課程改革へ向けたプロジェクトにも引き継いでいきます。

【21世紀教員養成改革アクションプラン(19年度新規)】
 これまでの連携・協力各プロジェクトの成果を踏まえ、学部も含めた養成課程改革の在り方について、具体的な計画・工程を協議・検討し、アクションプランとして策定します。
 また、アクションプランをもとにした取組の具体的項目について、マニュフェストとして対外的に示し、県民の皆さんや教職志望の高校生などにも佐賀大学の取組をアピールしていきます。

【教職実践演習の試行(19年度新規)】
 教員養成課程を修了見込みの学生さんに、「まるごと1日間」の学校現場での指導を体験してもらい、その結果をみて、教職としての適格性を評価・判断する仕組みづくりに取り組みます。
 また、その結果を踏まえ、「佐賀大学卒業の教員志望の学生さんが持つべき達成目標」等を検討していきます。

(2)教員研修専門部会
 現職の先生方への研修機会の充実のため、18年度から継続の2本の事業に加え、新たに理科の実験・観察をテーマにした講座にも取り組むこととしました。

【学校組織マネジメント研修】
 学校が、校内・外の関係者の理解と協力を得ながら、組織として効果的に教育目標の実現や課題解決に取り組んでもらえるよう、組織マネジメント研修を行っています。
 18年度には、管理職研修の一環に位置づけて取り組みました。

【10年経験者研修への講座開設】
 教職10年経験者研修の機会に、大学の多様な人的資源を活かした各種の公開講座を設けています。
 18年度は16講座を開講し、延約150名が受講しました。

【理科教員の指導力向上(19年度新規)】
 子どもたちの理科離れ等が指摘される中で、理科教育の充実のため、特に、佐賀の地域素材を活用したユニークな実験・観察に関する講座を開設します。
 19年度は、夏から冬にかけて月1回程度、物理、生物、地学、化学各分野の実験・観察手法等をテーマに行う予定です。

学校支援・振興プロジェクト地区会議 (3)教育課題研究専門部会
 教育課題の解決への大学による支援・協力を目的に、18年度までの2本の事業とともに、新たに、県が行う「学校支援・振興プロジェクト」にも、支援・協力をいただくこととしました。

【総合的環境教育佐賀プラン開発(18年度完了)】
 佐賀を素材に、子どもたちの考える力を育むことを目的に、主に総合的な学習の時間をターゲットとし、大学や県のみでなく、市町教委、小学校の現役教諭も入った授業開発のプロジェクトです。
 3月にこの成果について、詳細な指導案・指導資料等とともに、webサイトを開設して公開しました。

【学習状況調査の共同分析・活用】
 県で取り組んでいる学習状況調査について、より専門的な分析や課題抽出のため、18年度から大学関係者にも支援・協力いただいているものです。
 今後は、この調査を活用し、いかに各校の学力の定着・向上につなげていくかなどの点について、大学や学校現場からの意見・提案等も得ながら、取り組んでいくこととしています。

【学校支援・振興プロジェクト(19年度新規)】
 19年度から県事業として、地域の教育課題の解決策の模索・実践を、県の職員が、学校や市町の教職員とともに、同じテーブルで協議・検討することを通じ、現場志向での政策立案・推進につなげていく、ことを狙いに取り組んでいます。
 この事業について、大学側からも、各地区のテーマや課題に応じて相談窓口の開設等、支援・協力いただくこととしました。

皆様にとって、より使いやすい県庁ホームページにするため、是非ご意見をお聞かせください。

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佐賀県教育庁 教育政策課

電話:0952-25-7476 ファックス:0952-25-7409
メールアドレス: kyouikuseisaku@pref.saga.lg.jp