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「相互理解」と「現場志向」のもとでの新たな政策形成に向けて

2011年9月12日

 今日、教育現場は、学力向上はもとより、不登校や問題行動など、日々、新たな多様化・複雑化した課題に直面しています。

 このような中、国でも、平成18年12月の教育基本法及び平成19年6月の教育改革関連三法の改正、さらには学習指導要領の改訂などが進んできていますが、これらの背景には、時代の転換期とも言うべき社会・経済情勢の大きな変化があります。

 

【知識社会などの趨勢と学力観・教育観】

 例えば、最近、全国学力・学習状況調査や学習指導要領の改訂に当たって、知識の「活用」力が問われています。

 これらは、知識社会化やグローバル社会化を背景に、もはや「知っている」、「覚えている」だけでは、社会的・経済的な価値を生み出せない、つまり、個々人にとっては生活の糧を得られなくもなりかねない、そのような新たな時代の趨勢があります。

 

【学校と家庭・地域の連携と「相互批判」】

 あるいは、昨今、古くて新しい課題として、家庭や地域との連携の必要性が改めてクローズアップされてきています。

 しかし、その一方、例えば、平成19年度に県教育委員会で実施した「保護者・教師の意識調査」では、学校と家庭や地域との役割分担などについて、立場の違いや価値観の多様化、コミュニケーションの不足等による「相互批判」とも言うべき現状があることも否定できない状況にあります。

 

【閉鎖的指導行政と教育現場の多様化】

 さらには、教育行政についてもこれまで、ともすれば一方的(閉鎖的)といった指摘がなされてきました。

 しかし、今日、学校や地域における課題解決の重要度や優先順位が多様化している中、これまでの方法論で、果たして現場の課題解決を効果的に支援できるのかが問われています。

 今日、私たち県教育委員会の関係者は、こうした大きな時代の転換期を生きていく子どもたちへの教育を担っていることを改めて自覚するとともに、そもそもの政策形成のあり方も含めた見直しが求められていると考えています。

教育振興・学校支援推進事業

県教育委員会では、県だけでなく、学校や市町の教職員、保護者、住民、有識者等による協議・検討を行い、専門的知見を有する佐賀大学によるバックアップのもと、今後の政策形成に取り組みます。

 

 

「新たな政策形成」へ向けた三つの取組

 このような中、県教育委員会には、市町や学校と一体となって教育現場の課題解決に取り組み、また、保護者や地域住民をはじめ、学校外の様々な人材・資源とも連携・協力しながら、子どもたちが自ずと通いたくなるような「魅力ある学校」づくりを支援していくことが求められていると考えています。

 教育のみならず、社会・経済なども含めた大きな時代の趨勢を見据えつつ、「座して待つのではなく、現場に出向いてともに考え、行動する」、「学校の内・外を問わず、コミュニケーションの深化を通じて相互理解を形成する」などをキーワードに取り組まなければなりません。

 

 このような理念のもと、県教育委員会では、

  •  「これからの佐賀県教育をともに考える会」を通じた、教育に関わる様々な立場の方々による本県教育の将来展望や提言など、「学校内・外の相互理解の形成」

  •  「学校支援・振興プロジェクト」や「全国学力・学習状況調査実践研究事業」などを通じた、県の職員が地域に出向き、教育現場や保護者・地域の皆さんと同じテーブルで地域課題の解決に取り組む「現場志向の政策形成」

  •  「佐賀大学との連携・協力プロジェクト」を通じた、教員養成課程の改革と、大学の専門的な知見や人材を活用した、「時代や社会の趨勢への対応」

の3点を、今後の政策立案や施策・制度の展開の基本姿勢としています。

 

 それぞれの取組の進捗状況などについては、下記の「これまでの取組の御紹介」に随時掲載していきますので、是非ご覧いただき、御意見・御感想などもお聞かせいただけたら幸いです。

 

これまでの取組の御紹介

 上記3つの方向に基づいて、教育委員会では、以下のとおりの取組を行っています。

 この状況については、今後も随時、更新していきます。

学校内・外の相互理解の形成

現場志向の政策形成

<佐賀県教育をともに考える会>

○ 第1回会議(H19.8.7)

○ 第2回会議(H19.12.18)

○ 第3回会議(H20.5.22)

○ 第4回会議(H20.7.24)

○ 第5回会議(H20.8.27)

○  第6回会議(H20.11.19)

○  第7回会議(H21.3.26)

<保護者・教師の意識調査>

○ 調査結果(H19.12.3)

<学校支援・振興プロジェクト>

○ 学校支援・振興プロジェクトについて

【各地区の取組】

 ○ 多久市    ○ 小城市

 ○ 神埼市    ○ 吉野ヶ里町

 ○ 唐津市    ○ 伊万里市

 ○ 鹿島市    ○ 太良町

【その他】

 ○ 合同研修会(H19.11.29)

 ○ 中間報告会(H20.2.14)

 ○ 実践交流会事例発表(H21.2.17)

 ○ 滋賀県議会視察(H19.11.8)

 ○ 札幌市議会視察(H20.5.14)

 ○ 三重県議会視察(H20.9.4)

<学力調査を活用した学力向上>

○ 全国学力調査結果(H20.8.29)

○ 全国学力調査分析ツール(H20.10.3)

○ 全国学力調査実践研究事業などの取組

<学校評価の改善・充実>

○ 多久市研究発表会(H19.11.29)

○ 第1回学校評価分析委員会(H20.10.17)

○ 第2回学校評価分析委員会(H21.2.17)

○ 平成21年度第1回学校評価分析委員会(H21.10.23)

○ 平成21年度第2回学校評価分析委員会(H22.217)

<小・中連携教育の推進>

○ 研究成果報告書

○ 県教委会議

   平成20年度第1回会議(H20.11.12)

   平成20年度第2回会議(H21.2.12)

   平成21年度第1回会議(H21.7.7)

   平成21年度第2回会議(H22.1.25)

○ 武雄市会議

   平成20年度第2回会議(H21.2.26)

   平成21年度第1回会議(H21.7.15)

   平成21年度第2回会議(H22.2.1)

○ 大町町会議

   平成20年度第1回会議(H20.10.23)

   平成20年度第2回会議(H21.2.3)

   平成21年度第1回会議(H21.8.24)

   平成21年度第2回会議(H22.1.29)

<教職員提案制度>

○ 教育委員会職員提案制度(H19.8.1)

 時代や社会の趨勢への対応

<佐賀大学との連携・協力事業>

○ 連携・協力事業が

  「県政ナビ(佐賀大学の地域貢献

  ~県教育委員会との連携~

  (平成20年11月放送vol.35))」

  で放映されました

【連携・協力協議会】

 ○ 19年度第1回会議(H19.6.12)

 ○ 19年度第2回会議(H19.11.13)

 ○ 20年度第1回会議(H20.6.12)

 ○ 20年度第2回会議(H20.11.12)

 ○ 21年度第1回会議(H21.6.5)  

 ○ 21年度第2回会議(H21.11.16)

 ○ 22年度第1回会議(H22.6.30)

  ○ 22年度第2回会議(H22.11.16)

  ○  23年度第1回会議(H23.7.7)

【個別プロジェクト】

 ○ 教育ボランティア活動

 ○ 現職教員向け公開講座

 ○ 総合的環境教育佐賀プラン

 ○ 特別支援教育臨床教育実習

 ○ 理科指導力向上研修(外部サイト)

<高校教育改革ワーキング>

○ 第1回会議(H20.5.15)

○ 第3回会議(H20.6.12)

○ 第4回会議(H20.6.26)

○ 第6回会議:中間報告(H20.7.31)

○ 高校教育改革ワーキンググループ会議(まとめ)(H21.1.29)

<教育現場の情報化>

○ 教育現場の情報化への取組

○ 電子黒板の研修会が開催されました

○ 西渓中学校にパソコンが寄贈されました

○  砥川小学校 ICT活用した公開授業

○ 教職員向けのICTスキル研修プログラムを実施します

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佐賀県教育庁 教育政策課

電話:0952-25-7476 ファックス:0952-25-7409
メールアドレス: kyouikuseisaku@pref.saga.lg.jp