三田川の小中連携、学び支援プロジェクト会議(6月22日)が開催されました

2008年4月14日

三田川での会議の様子  三田川の「小中連携,学び支援プロジェクト」第1回会議が6月22日、吉野ヶ里町中央公民館にて行われました。

【計画の概要】

 吉野ヶ里町では、三田川小学校と三田川中学校において、小中連携での学級経営や心の教育、生徒指導の充実を図り、家庭・地域との連携のもと、「人間力の向上」を通じて「学力向上」を目指すため、本プロジェクトを実施されています。

 プロジェクトの検討課題としては、

(1)学校生活や日常生活における人間関係形成力を育む指導法の研究

(2)学習活動における人間関係形成力を重視した指導法の研究

が挙げられています。

 このため、主な調査・研究活動として、

○ ソーシャルスキル(上手な人付き合いのための知識・技能)に関する調査
○ 学習習慣形成のための小集団活動に関する調査
○ 小学校と中学校、学校と地域との連携に関する調査
○ 児童生徒の現状・課題に関する各種調査

を行い、その結果、

○ 生活と学習に関する手引きの作成
○ 生活オリエンテーションの実施
○ 人権教育に関する教職員の現地研修会の実施
○ 小中授業参観及び交流の実施
○ 小学生のための体験授業の実施
○ スキルアップ講演会の実施
○ 「学校紹介パンフレット」の全戸配布
○ 町広報誌によるPR「学校最前線」

などに取り組むことが予定されています。

【第1回目の会議から】

 プロジェクト会議には、PTA、児童員、子どもクラブ、学校評議員、老人会、幼保園、青少年育成会議といった地域の皆さんと、学校からは校長及び担当者、さらに、町及び県教育委員会が参加しました。

 会議では、三田川小学校と三田川中学校から学校の抱える課題と現在の取組及び今後の計画などが報告されました。
 小学校からは、昨年度のアンケートを基に「言葉遣い」、「あいさつ」、「友達に対する優しい心遣い」についての課題と改善への取組、さらに、今年度の教育方針として「心の教育」、「学力の育成」、「地域との連携と信頼される学校づくり」、「施設設備の充実」に取り組むことが報告されました。
 中学校からは昨年度の研究での問題点として、教科学習の土台には、生活習慣や「人間力」があり、本年度はこれらに対応していくため、自己存在感や共感的理解を重視した学習活動に取り組むこと、その中に保護者や地域の力を取り入れていきたいこと等が報告されました。

 その後、学校、地域それぞれに抱える問題点等について意見交換が行われました。
 「学校で一番困っていることは何か?」という発言を口火に、

○ 学校から話をするべき家庭が、PTAなどにもなかなか来てくれない
○ 生活リズムが不安定だと子どもにも影響が出てくる
○ 子育て支援講座を開いても、参加者が少ない
○ 地区によって、親同士の連携も少なくなっている

など困難な現状や課題が語られました。

 その一方、

○ 多くの家庭では一生懸命やってもらっているし、問題を抱えていると思われている家庭でも、力のかけ方が少しずれているだけではないか
○ 家庭がだらしないからダメと決め付けるのではなく、それがやむをえない状況にあることも踏まえて、「では、どう対応すべきか」を考えるべき
○ 地域には児童員などの存在もあるので、学校とも連携して取り組ませてもらいたい
○ 学校でも、母親的な役割を持った職員を配置するとか、保護者対応の知識・スキルをもっと磨くべきと思っている

など、今後につながる意見・提案もありました。

【今後に向けて】

 それぞれの思いを出し合い、状況をお互いが深く理解しあうことから、課題解決の糸口が見えてきます。
 今回、家庭、学校、地域と立場の異なる皆さんが、当たり障りのあること、耳障りの良くないことも含めて、本音で語り合えたことは、その第一歩かもしれません。
 今後とも本音で教育を語り合い、それぞれが当事者として問題に取り組んでいくといった機運づくりにつなげていければと考えます。

皆様にとって、より使いやすい県庁ホームページにするため、是非ご意見をお聞かせください。

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