第3回唐津市学校支援・振興プロジェクト協議会(2月21日)が開催されました
2008年4月14日
唐津市の学校支援・振興プロジェクト協議会が、大志小学校で開催されました。
今回は、これまでの議論や先進地視察などを踏まえ、「地域と学校の連携活動」の実践にむけた、来年度の活動計画の提案と意見交換が行われました。
会議の概要
1 日時 平成20年2月21日(木曜日)15時から16時30分
2 場所 唐津市立大志小学校
3 出席者
学校評議員、PTA、公民館他地域の代表者(12名)、学校・唐津市教委(5名)、県教委(5名)
4 協議
(1)平成20年度の取組内容について
(2)取組のタイムスケジュールについて
平成20年度の取組についての提案
まず、学校から、来年度の取り組みについて、以下のとおり提案が行われました。
- テーマは「学校の教育課題への地域の人材、資源等による協力・支援体制の整備」。基本的な考え方として、大きく打って出るのもいいが、学校にとっても地域にとっても無理なく、長く続けられるものとしたい。
- そこで、まず、「豊かな学び(より深める)」との視点から、地域の伝統文化を学ぶ(地域の文化伝え隊)学習を行う。具体的には、唐津くんちについて地域の方を講師として招き、唐津くんちの歴史やくんちに対する思いなどを話していただく講座を開きたい。
- 昨今の教育基本法改正や学習指導要領改訂などでも、「伝統や文化に関する教育」の充実が求められており、郷土への愛着を育むことに寄与する。また、各種の調査でも、本校の子どもたちは地域文化への関心や地域行事への参加割合が高いので、これを学校の教育活動とも関連付けることで、子どもたちの学習意欲をさらに高めることにもつながる。
- 次に、地域の人材を活用した取組として、「子どもの安全・安心」を確保するとの視点から、「大志の子ども見守り隊」を結成したい。子どもたちの下校時刻には、学校周辺の人通りが少なく、物陰、死角になる場所も多い。学校評価においても、不審者対策や通学の安全確保などの意見がある。
- この対策の一つとして、地域のいろいろな方に下校の時刻に併せて通学路に出てきていただき、声をかけていただいたり、見守っていただく活動をお願いしたい。この結果、安全・安心の確保のみでなく、地域の方とのふれあいを増やし、地域への理解や、あいさつ、交通ルールの遵守などの教育的効果にもつながるものと期待している。
質疑応答、意見など
Q)豊かな学びに関して、講座の対象学年、時間数は?
- 歴史を学習している6年生。時間は、他の教育課程もあるので、講座自体は1、2学期に1時間ずつ。
- 唐津くんちについて話をするときには、自分自身も改めて勉強している。地域の若者にとってもいい勉強の機会になると思う。学校の先生方の参加をどうにかして実現できないかと提案したこともあったが、これまでのところ実現できていない。いろいろと方法を検討してみていいのではないかと思っている。
Q)講座を開くことそのものではなく、「この講座を聞いた子どもたちにはどうなってほしい」などの趣旨やねらいもあると思うが?
- 今でも、地域の歴史や町の歩みを聞き取ったりしながら、地域を理解する取組を行っている。だが、あくまで教えられた「知識」に留まっている。
- この講座を通して、知識面だけでなく「好きです。わが町大志」といった心情を育みたい。心を揺さぶるような学びを通し、大志に生まれ育ったことが、将来、どこに行こうとも自己の存立基盤の一つとなることを期待している。
Q)全国学力・学習状況調査のデータでは、生活体験が豊か、地域への関心が高い子は、文章作成など国語の正答率が高い傾向などもある。講座に終わらせることなく、国語の作文に生かすなど他の教科とも関連付けを図ってはどうか。
- まずは、今回の講座を契機に、ゆくゆくはそうした展開もあると思う。今回の講座は、まず、契機やきっかけとして捉えており、取組を進める中で継続的に検討していく。
○ 子どもの安全・安心についての意見など
-
地域では、青少年育成や交通安全に関わる組織で同じような趣旨での取組がある。それらを把握しておくことや、まとめていくことで効果的で効率的な対応も可能。例えば、物品一つとっても、何がどこにどれだけあるのかをまとめておくとか、場所も、重点的に取り組む範囲を決める、それらでカバーできないところは保護者等に協力を依頼するなど。
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学校からの情報が地域にうまく伝わらないこともある。情報網の整備も必要で、こうした取組を行うなら、公民館等の地域の施設・団体にも情報のフィードバックがほしい。
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事案の発生については、学校にも情報提供がある。ただ、その後の経過についてはなかなか情報が来ないので、警察等との連携も必要。
-
学校から呼びかけるだけでは、なかなか長続きしない。参加いただく関係者の皆さんが協力して、地域主体といった形になれば理想ではある。
今後に向けて
参加者からの意見にもあるように、子どもたちを取り巻く関係者が、それぞれの思いから様々な活動に取り組んでいます。子どもの安全・安心に関することだけでなく、そのほかの分野でも同じようなことがあるのかもしれません。
このプロジェクトを契機として、子どもの教育、健全育成といった面においての学校を中心とした地域全体での取組を関連付け、まとめていくことも、今後、重要になってくるのではないかと感じたところです。
お問い合わせ先
佐賀県教育庁 教育政策課
電話:0952-25-7476 ファックス:0952-25-7409
メールアドレス: kyouikuseisaku@pref.saga.lg.jp
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