学校支援・振興プロジェクトについて三重県議会から行政視察にいらっしゃいました(9月4日)
「現場志向」をキーワードとして、昨年度から県内8市町の教育委員会、学校、保護者・地域の方々と取組を進めている学校支援・振興プロジェクト事業について、この度、三重県議会教育警察常任委員会の皆さんが行政視察にいらっしゃいました。
事業説明の後の質疑応答では、「取組の趣旨は理解できるが、画一・一律の施策や成果主義といった風潮がある中で、この事業をどう位置づけて考えているのか」、「これらの取組を他の地域に広めていくための手法をどう考えているか」などについて質問がありました。また、「教育現場の力を信じ、それを支え、引き出していこうとする取組は大変意義がある」という言葉もいただいたところです。
視察の概要 
1 日時
平成20年9月4日(木曜日)13時50分から15時10分
2 場所
議会棟 議会運営委員会室
3 出席者
三重県議会教育警察常任委員会委員
その他関係者
4 内容
(1)事業説明
(2)質疑応答、意見交換など
主な内容
1 事業説明
「学校支援・振興プロジェクトとこれからの教育行政」というテーマで、次のようなことについて説明を行いました。詳細な内容については、添付資料をご覧ください。
- 今日の教育をどう捉えるか?
- 新たな政策形成へむけて
- 学校支援・振興プロジェクトのねらい、各市町の取組、現段階でのまとめ
- プロジェクトの成果や課題を今後どのように生かしていくのか
2 質疑応答、意見交換
説明後に三重県議会の皆さんからの質疑をお受けし、意見交換などを行いました。
主な内容は以下のとおりです。
○ 取組の趣旨はよく分かるし、大事なことであると思うが、まだまだ教育の世界では、画一・一律の施策や「上から」の指導、成果主義といった風潮もあるのではないかと感じている。そのような中で、県の教育行政の在り方として、この事業の位置付けをどのように考えているのか。
- このプロジェクトに関しては、説明の中でも申し上げたとおり、「現場志向」との考え方の下、教育現場からの提案公募の形をとっているが、各地区から提案いただいた課題に応じて、県の職員も同じチームのメンバーとして解決策を一緒に模索していくという取組を進めているところである。県の仕事の在り方として、このような考え方が取り入れられるものについては取り入れていくべきではないかと考えている。しかし、あくまで事業を進めるための一つのやり方ということであり、一律に行わなければならないものはあるし、指導的な手法でやらなければいけないこともあると考えている。
○各市町のプロジェクト会議のメンバーとして老人会等が入っていて、新しい取組なども行われているとのことだが、地域との連携を進める上で、この会議における学校と地域の関係はどう捉えればよいのか。
- 地域との連携の在り方を検討課題としているところが多いが、各市町の会議のメンバーなどについては、当該の市町がそれぞれの実情に応じて組織しているものである。会議の中で、老人会の方などから「子どもの安全確保のための見守り活動などについては自分たちにもできること」として地域との連携ということで提案があったものである。
○県の職員が市町で開かれる会議等に参加するとのことだが、どのようなメンバーが参加しているのか。
- 各市町から提案のあったテーマはそれぞれである。テーマに沿って関係各課も含めて担当者を決め参加している。また、各地区の会議等に参加し議論をする中で、新たな課題等が出てくればそれに応じた職員も加わるなど、課題解決へ向けた支援を行うようにしている。
○各市町の取組を他の市町へも広く普及していきたいとのことだが、広めていくための手法をどう考えているのか。
- 現在も各地区での会議等の結果については、県のホームページで随時公開しており、どのような取組を行っているのかの情報を提供している。この事業に取り組んでいる市町同士はもちろん、興味を持たれた他の市町においても、各市町同士でぜひ情報交換なども行ってもらいたいと考えているところである。また、県としては、このプロジェクトの取組について各課題ごとに取組の内容、方法をとりまとめて公開するなど、教育現場で利用されやすいような形で情報提供できればと考えているところである。
○「教育現場の力を信じ、その力を引き出していこう」という取組や考え方は大変意義があると思う。次から次にいろいろな施策が行われていく中で、教育現場がやる気を持って取り組むために支援していく取組を大事にしてもらいたい。
お問い合わせ先
佐賀県教育庁 教育政策課
メールアドレス: kyouikuseisaku@pref.saga.lg.jp
