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コラム

コラム

10代の学生に聞きました

 

佐賀県こども未来課長 筒井宣行

 

『佐賀の十代の人工妊娠中絶実施率が高いことについてどう思いますか?』

 

 私は、命のバトンを次の世代へと渡す手助けをしたいと思い、助産師を目指しています。

 

 佐賀県の人工妊娠中絶率の高さについては、とても胸の痛む問題で、私も自分の中でこの問題の壁にぶつかっています。中絶をする人は私と同じくらいの年齢の子が多いと聞きます。私たちは小学校の頃から性教育を受け、性について考える機会はたくさんありました。それでも周りの同年代の子たちの性に対しての認識は低い気がします。自分のこととして考えることができない想像力の無さは罪であると思います。

 

 情報があふれている時代で、誤った知識をもっている人も多く、どうしたらいいのか・・・。正しい知識を普及させていく決定的な解決策は考えられないけれど、看護学生の私は、多少は知識があるので、周りの子たちに、避妊の意味や命の大切さを伝えていくことはできるのではないかと思っています。

 

 大人から言われるよりも、同じ世代の人から言われる言葉が時としてリアルに胸を打つことがあるので、自分にできることをできる限りやっていきたいです。

 今は未熟で、できることは限られているけれど、間違った知識やその場の成り行きに任せたために悲しい思いをする人が一人でも減るよう、望まれて生まれてくる命でこの世界があふれるよう、小さなことでも今できることを精一杯頑張り、将来は、たくさんの人に命の尊さをつたえることができる助産師になりたいと思います。

・・・看護学生(18歳)・・・ 

  

 このように「大人よりも、同年代からの声のほうが心に響くこともある」と自分たちから進んで同年代に正しい知識を普及させようという意識をもっている10代の学生がいます。

 誤った情報の流入を遮断することは難しいですが、正しい知識に触れる機会の方が圧倒的に上回る環境を作っていくために、「小さなことでも各々の立場でできることがある」という強いメッセージを感じました。

 

お問い合わせ先

佐賀県 健康福祉本部 母子保健福祉課 母子保健担当

電話:0952-25-7056 
ファックス:0952-25-7300
メールアドレス:boshihokenfukushi@pref.saga.lg.jp