
「九州・山口の近代化産業遺産群」とは
「九州・山口の近代化産業遺産群」の概要
「九州・山口の近代化産業遺産群」は、その名のとおり、「幕末から明治期における飛躍的な日本の近代化」というストーリーに沿って、九州・山口の各地域に所在する複数の産業遺産を一つの「遺産群」にまとめたものです。
我が国の近代化は、幕末における西洋技術の導入以降、非西洋地域で初めて、かつ、きわめて短期間のうちに飛躍的な発展を遂げたという点において、世界史的にも特筆されるべきもので、この飛躍的発展の過程において大きな原動力となったのが、九州・山口です。
現在、「九州・山口の近代化産業遺産群」は、9つのエリアにおける30件の構成資産候補で世界遺産登録を目指しています。
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経緯
「九州・山口の近代化産業遺産群」は、現在、ユネスコにおける日本の世界遺産暫定リストに記載されています。
当初、関係6県8市が共同して世界遺産暫定リストへの追加記載を目指し、平成18年11月に文化庁へ提案書を提出しましたが、平成19年1月に継続審議となり、暫定リストへの追加記載は見送りとなりました。
その後、課題を整理し、主題や構成資産を見直した上で、平成19年12月に、6県11市共同で再提案し、平成20年9月26日に開催された文化庁文化審議会世界文化遺産特別委員会において、我が国の世界遺産暫定リストへの追加記載が適当と評価されました。
そして、平成20年12月15日の関係省庁連絡会議での了承を経て、12月末にユネスコ世界遺産センターへ提出したところ、平成21年1月5日に追加記載となりました。
(提案書における構成資産候補については、こちらから>>>)
関係県市では、平成20年10月に世界遺産登録推進協議会を設立し、協議会に国内外の有識者による専門家委員会を設けました。
専門家委員会では、現地調査や各自治体から提出された報告書等をもとに、暫定リスト記載時の提案書からの構成資産候補の見直し等が行われ、平成21年10月には提言書が示されました。
(提言書における構成資産候補については、こちらから>>>)
この提言書をもとに、さらに、国内の類似資産等に関する比較調査等が進められ、平成23年2月には、専門家委員会で推薦書原案が作成され、平成23年6月、協議会総会で承認されました。
(推薦書原案における構成資産候補については、こちらから>>>)
