第2005-16号 志田焼の里博物館 【嬉野市塩田久間】
概要
遺産にまつわる物語
陶土製造から焼成まで全工程を一つの工場で大規模に行っていた志田陶磁器株式会社の工場跡である。志田の里は、庶民向け陶磁器の大量生産供給地であった。昭和30年頃まで、火鉢等を中心にかなりの生産量を誇っていたが、生活様式の変化等によりしだいに低下し、昭和59年に閉鎖された。これにより志田の窯業の一時代に幕を閉じた。閉鎖後は、当時の作業状況を残したまま風化しつつあったが、志田焼及び工場の価値が再認識され、平成9年に「志田焼の里博物館」として開館した。
建物の特徴
個々の建造物の特徴というより、建造物群全体、用具備品などを含めて貴重な産業遺構である。土づくりから成形、絵付け、焼成までの各工程が一つの工場内で、しかも大規模に行われていた事例は全国的にも稀である。
保存や活用の取組
志田焼博物館運営協議会の管理により、一般公開されている。塩田職人組合や地元等の協力により、各種イベントも開催されている。 平成21年には、有田の窯業関連遺産とともに経済産業省の近代化産業遺産群にも認定された。
アクセス
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