第2005-3号 旧犬塚家住宅 【伊万里市伊万里町甲】
概要
遺産にまつわる物語
有田皿山などの焼き物産地から運ばれた陶磁器の積み出しを一手に引き受けたことが、伊万里津の繁栄につながり、国の内外に『伊万里焼(古伊万里)』の名が広まった。 犬塚家は、創業が明和元年(1764)頃と伝えられ、伊万里津屈指の陶器商として○駒(マルコマ) の商号で大阪や江戸へ陶磁器を積み出していた。土蔵造の町家の多くが失われた現在では、伊万里津の繁栄を物語る貴重な建物である。
建物の特徴
江戸時代後期の文政8年(1825)頃に建てられた妻入り二階建の陶器商家である。建物は、間口3間(5.519m)・奥行8間(14.825m)で、いわゆる「うなぎの寝床」状に細長い。屋根は切妻瓦葺で、棟を南北にとる。外観は、白壁土蔵造で、防火対策と同時に重厚な商家の格式を漂わせている。
保存や活用の取組
陶器商家資料館として犬塚家に関する資料や、古陶磁器等の展示公開を行い、伊万里の歴史や文化を紹介している。
アクセス
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