第2005-2号 馬場家住宅 【佐賀市柳町】
概要
遺産にまつわる物語
旧佐賀城の北東部に位置し、柳町を含む長崎街道に沿う町並みは寛永3年(1626年)から17世紀半ばまでに形成されたと推定される。現在の柳町周辺には各時代を代表する歴史遺産が集積する地区となっており、佐賀市では、佐賀市都市景観条例に基づき、平成11年に柳町地区の一部が「長崎街道・柳町都市景観形成地区」に指定され、建物の修復整備が進められている。幕末から明治初期にかけては、馬場家の祖先にあたる鍋島藩の藩医を務めた漢方医の高宗弘堂が居住し、この家で開業したと伝えられるが、嘉永七年(1854)『佐嘉城下町竃帳』には、岡部杢之助組侍の古賀元恭が居住していたとある。
建物の特徴
18世紀末から19世紀初期の建築と推定され、表の腕木門も同時期と考られる。表構えは他の町家とさして変わらないが、むしろ武家屋敷に近い間取りを示している。
保存や活用の取組
住民を中心に柳町まちづくり協議会が組織されており、「佐賀城下ひなまつり」と連携したまちづくり等に取り組んでいる。このイベントには県内外から10万人を越える観光客が訪れ大変な賑わいを見せている。馬場家も散策ルートに位置し、腕木門に幕が掲げられるなど通りに対し趣を与え、案内所として利活用されている。
アクセス
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