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新型インフルエンザホームページQ&A

【新型インフルエンザワクチン情報】

 

1 ワクチン接種事業について(接種場所、値段等)

(Q)新型インフルエンザワクチンは、どこで接種できますか?

(Q)今回の新型インフルエンザワクチンはどれくらいの費用で接種できるのですか?

 

2 新型インフルエンザワクチンの一般的情報

(Q)新型インフルエンザに感染した人でも、新型インフルエンザのワクチン接種は必要ですか?

(Q)新型インフルエンザワクチンの接種は何回受ければよいのでしょうか?

(Q)新型インフルエンザワクチンの接種を受けることが適当でない人や接種時に注意が必要な人はありますか?

(Q)1回目と2回目の接種の間はどのくらいあけたらいいのですか?

 

3 季節性インフルエンザワクチンとの関係

(Q)季節性インフルエンザワクチンは新型インフルエンザにも効果がありますか?

(Q)季節性インフルエンザワクチンと新型インフルエンザワクチンは同時に接種できますか?

 

4 新型インフルエンザワクチンの有効性・安全性

(Q)新型インフルエンザワクチンの接種によって引き起こされる症状(副反応)にはどのようなものがありますか?

(Q)ワクチンの効果はどのくらい持続しますか?

(Q)他のワクチンを最近接種しました。新型インフルエンザワクチンを接種するには、間隔はあけないといけないのですか?

(Q)新型インフルエンザワクチンと他のワクチンとの同時接種ができますか?

 

5 妊婦について

(Q)妊婦に対してもワクチンを接種することができるのですか?催奇形性はないのですか?

(Q)授乳中にインフルエンザワクチンを接種しても問題はありませんか?

 

 

【現在発生している新型インフルエンザ(A/H1N1)版】

(Q)この新型インフルエンザ(A/H1N1)はどのようなものですか?

(Q)新型インフルエンザに感染した場合、重症になりますか?

(Q)新型インフルエンザによる急性脳症が発生しているとのことですが、急性脳症は新型インフルエンザ特有のものなのですか?

(Q)発熱して、咳が出ているのですが、病院を受診したほうがよいですか?

(Q)新型インフルエンザに感染したような気がするので、医療機関を受診したいのですが、どこの病院を受診したらよいですか?

(Q)医療機関を受診したら、自宅療養となったのですが、どのように過ごしたらよいでしょうか。同居者にうつしてしまわないか心配です。

(Q)県内で流行したら各種施設はどうなるのですか?(閉鎖するのですか?)

(Q)学校や幼稚園などはどうなるのですか?

(Q)感染拡大を防止するために、感染者の住所を公表して注意を呼びかけるべきでは?

 

 【基礎知識編】

(Q)新型インフルエンザとは?

(Q)毎年流行するインフルエンザとの違いは?

(Q)過去に新型インフルエンザが発生したことはあるの?

(Q)新型インフルエンザのどのように感染するの?

(Q)新型インフルエンザに有効なワクチンはあるの?

(Q)新型インフルエンザに有効な薬はあるの?

 

【個人で出来る対策】

(Q)マスクがないときの予防策は?

(Q)現在私たちができる感染予防対策は?

(Q)食料品などの備蓄が必要なの?

 

(Q)新型インフルエンザワクチンは、どこで接種できますか?

   接種を受けることができる医療機関の名称等については、こちらをご覧下さい。

 

(Q)今回の新型インフルエンザワクチンはどれくらいの費用で接種できるのですか?

  今回の新型インフルエンザワクチンの接種費用については接種を受ける方に、実費をご負担いただくこととしており、1回目の接種は3600円、2回目の接種は2550円(ただし、2回目を異なる医療機関で接種を受けた場合は、基本的な健康状態等の確認が再度必要となるため、3600円)とすることとしています。

 

(Q)新型インフルエンザに感染した人でも、新型インフルエンザのワクチン接種は必要ですか?

 一般的に、新型インフルエンザに感染して発症した方は、免疫を持っていると考えられるため、予防接種をする必要はないと考えられます。

   ただし、確実に新型インフルエンザに感染したと言えるのは、PCR検査やウイルス分離等で新型インフルエンザウイルスあるいはその遺伝子が検出された方のみですので、PCR検査等によりウイルスの検出が行われず既に新型インフルエンザに罹患したかどうか不明な場合、希望すれば接種することは可能です。

 

(Q)新型インフルエンザワクチンの接種は何回受ければよいのですか?

接種日時点の年齢

 接種回数

 1歳~12歳

 2回

 13歳以上

   1回 ※

※基礎疾患のある方で、疾患や治療により著しく免疫反応が抑制されている場合は、2回接種することもできます。

 

 

(Q)新型インフルエンザワクチンの接種を受けることが適当でない人や接種時に注意が必要な人はありますか?

【予防接種を受けることが不適当と考えられる方】
   新型インフルエンザワクチンの予防接種が不適当と考えられる方は、基本的に季節性インフルエンザワクチンと同様に以下のように考えられます。
(1) 明らかな発熱を呈している方
(2) 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな方
(3) 接種を行う新型インフルエンザワクチンの成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな方
(4) 上記に掲げる方のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある方


【接種要注意者 (接種の判断を行うに際し、注意を要する方)】
  次のいずれかに該当すると認められる場合は、医師が健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行うなど、注意して接種します。
(1) 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する方
(2) 以前の予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた方及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある方
(3) 過去にけいれんの既往のある方
(4) 過去に免疫不全の診断がなされている方及び近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
(5) 気管支喘息のある方
(6) 本剤の成分又は鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のものに対してアレルギーを呈するおそれのある方

 

(Q)1回目と2回目の接種の間はどのくらいあけたらいいのですか?

   社団法人佐賀県医師会では、2回目の接種は3週後とすることを推奨しています。

 

(Q)季節性インフルエンザワクチンは新型インフルエンザにも効果がありますか?

   季節性インフルエンザのワクチンは今回の新型インフルエンザウイルスに対しては有効ではないと考えられています。

 

(Q)季節性インフルエンザワクチンと新型インフルエンザワクチンは同時に接種できますか?

 既存の製法による国内ワクチンと季節性インフルエンザワクチンの同時接種については、医師が必要と認めた場合には実施可能と考えられています。

 ただし、季節性インフルエンザワクチンとアジュバント入りの輸入ワクチンの同時接種については、海外等の情報を踏まえた別途の検討が必要であり、当面差し控えることが望ましいと考えられます。社団法人佐賀県医師会では、季節性インフルエンザワクチン接種後、新型インフルエンザワクチン接種する場合は2週間の間隔をあけることを推奨しています。

 

(Q)新型インフルエンザワクチンの接種によって引き起こされる症状(副反応)にはどのようなものがありますか?

   季節性インフルエンザワクチンの場合、比較的頻度が高い副反応としては、接種した部位(局所)の発赤・腫脹、疼痛などがあげられます。

   また、全身性の反応としては、発熱、頭痛、悪寒、倦怠感などが見られます。さらに、まれに、ワクチンに対するアレルギー反応(発疹、じんましん、発赤と掻痒感)が見られることがあります。
   接種局所の発赤、腫脹、疼痛は、接種を受けられた方の10~20%に起こりますが、2~3 日で消失します。全身性の反応は、接種を受けられた方の5~10%にみられ、2~3 日で消失します。
   その他に、因果関係は必ずしも明らかではありませんが、ギランバレー症候群、急性脳症、急性散在性脳脊髄炎、けいれん、肝機能障害、喘息発作、紫斑などの報告がまれにあります。
   今回の新型インフルエンザワクチンも程度の問題はありますが、同様の副反応が予想されます。

 

(Q)ワクチンの効果はどのくらい持続しますか?

   これまでの季節性インフルエンザワクチンでは、2回接種した成績によりますと、2回目の接種1~2週後に抗体が上昇し始め、1カ月後までにはピークに達し、3~4カ月後には徐々に低下傾向を示します。したがって、ワクチンの予防効果が期待できるのは接種後2週から5カ月程度と考えられており、新型インフルエンザワクチンでも同程度と考えられます。

 

(Q)他のワクチンを最近接種しました。新型インフルエンザワクチンを接種するには、間隔はあけないといけないのですか?

   国内産の新型インフルエンザワクチンの添付文書には、他のワクチンとの接種間隔として、「生ワクチン※1の接種を受けた者は、通常、27 日以上、また他の不活化ワクチン※2の接種を受けた者は、通常、6 日以上間隔をおいて本剤を接種すること。」とされています。
※1)生ワクチン;BCG, ポリオ, 麻しん風しん混合(MR), 麻しん(はしか), 風しん など
※2)不活化ワクチン;DPT/DT, 日本脳炎, インフルエンザ, B 型肝炎, 肺炎球菌 など

 

(Q)新型インフルエンザワクチンと他のワクチンとの同時接種ができますか?

   国内産の新型インフルエンザワクチンについては、医師が必要と認めた場合には、同時接種が可能であるとされています。
   ただし、ワクチンによって、接種が適当な方、不適当な方などは異なりますので、同時に接種を希望されるワクチンがある場合には、医師にご相談ください。

 

(Q)妊婦に対してもワクチンを接種することができるのですか?催奇形性はないのですか?

   日本で使用されるインフルエンザワクチンは、生ワクチンではないので妊婦に対して特別に重篤な副作用は起こらないと考えられ、一般的に妊娠中の全ての時期において接種可能であるとされています。
   また、妊娠初期に従来のインフルエンザワクチンを接種しても奇形のリスクがないという研究結果もあります。
   なお、新型インフルエンザワクチンの複数回接種用のバイアル製剤(小瓶に注射液が充てんされている製剤)には季節性インフルエンザ用の製剤と同様にチメロサール等の保存剤が使用されています。今回の新型インフルエンザワクチンでは、プレフィルドシリンジ製剤(あらかじめ注射器に注射液が充てんされている製剤)には保存剤の添加は行われておらず、保存剤の添加されていないワクチン接種を希望する妊婦は、プレフィルドシリンジ製剤が使用できることとしています。

 

(Q)授乳中にインフルエンザワクチンを接種しても問題はありませんか?

   授乳期間中でも、インフルエンザワクチンを接種しても支障はありません。インフルエンザワクチンは不活化ワクチンというタイプで、病原性をなくしたウイルスの成分を用いているため、ウイルスが体内で増えることがなく、母乳を介してお子さんに影響を与えることはありません。

 

 【現在発生している新型インフルエンザ(A/H1N1)版】

(Q)この新型インフルエンザ(A/H1N1)はどのようなものですか?

 今回の新型インフルエンザは、感染力はありますが、国内での感染症例を見ると、罹患された方の多くは軽症のまま回復されており、通常の季節性インフルエンザ並みと言われています。

 その症状には個人差がありますが、一般的には、38度以上の発熱や急性呼吸器症状(鼻水、鼻詰まり、のどの痛み、せき、熱感・悪寒)などが認められます。   

 持病のある方や妊娠している方など、感染することで重症化するリスクのある方は、なるべく早めに医師に相談しましょう。

 また、もともと健康な方でも、次のような症状を認めるときは、すぐに医療機関を受診してください。

    ・呼吸が速く、息苦しそうにしている

    ・顔色が悪い(土黄色、青白いなど)

    ・嘔吐や下痢が続いている

    ・落ち着きがない、遊ばない、反応が鈍い

    ・症状が長引いていて悪化してきた

  大人であれば 
    ・呼吸困難または息切れがある

    ・胸の痛みが続いている

    ・嘔吐や下痢が続いている

    ・3日以上発熱が続いている

    ・症状が長引いていて悪化してきた

                  (参考:厚生労働省「受診と療養の手引き」

(Q)新型インフルエンザに感染した場合、重症になりますか?

 季節性のインフルエンザとほぼ同様で、ほとんどの方が軽症で回復されています。

 持病のある方、

   ・慢性呼吸器疾患

   ・慢性心疾患

   ・糖尿病などの代謝性疾患

   ・肝機能障害

   ・ステロイド内服などによる免疫機能不全 

については、治療の経過や管理の状況により、重症化するリスクが高くなるといわれています。

 それと妊婦、幼児、高齢者なども重症化するリスクが高いといわれていますので、事前にかかりつけの医師などに発症時の対応について相談しておきましょう。

            (参考:厚生労働省「受診と療養の手引き」

(Q)新型インフルエンザによる急性脳症が発生しているとのことですが、急性脳症は新型インフルエンザ特有のものなのですか?

  新型インフルエンザに限らず、インフルエンザに感染した場合、幼児を中心とした小児において、急激に悪化する急性脳症が発生することがあります。

 お子さんが、インフルエンザの発症後、痙攣や意識障害が起こった場合は、至急医療機関を受診してください。

 なお、インフルエンザ関連脳症について解熱剤が関与しているとも言われており、安易な市販薬の使用は控えたほうがよいでしょう。 

(Q)発熱して、咳が出ているのですが、病院を受診したほうがよいですか?

 必ず受診する必要はありません。症状が比較的軽く、自宅にある常備薬などで療養できる方は、診療所や病院にいく必要はありません。

 ただし、上記のような持病をお持ちの方や妊婦、幼児、高齢者などは重症化するリスクが高いので、なるべく早めにかかりつけの医師に相談してください。

          (参考:厚生労働省「受診と療養の手引き」

(Q)新型インフルエンザに感染したような気がするので、医療機関を受診したいのですが、どこの病院を受診したらよいですか?

 基本的には、かかりつけやお近くの医療機関に、事前に電話で連絡し、受け入れ体制を確認して受診してください。

 7月21日からは内科、小児科、呼吸器科を中心とした一般医療機関で受診できるようになりました

 医療機関の一覧情報はこちらから

  

こんな場合は・・・

・発熱患者の診療をしている医療機関がどこかわからない方

 発熱コールセンター(0120-82-1025)に電話して、受診可能な医療機関を確認しましょう。

 

・発熱患者の診察をしている近隣の医療機関がわかっている方

  事前に電話し、受け入れ体制を確認した上で受診しましょう。

 

・慢性疾患などかかりつけ(いつも行く)の医師がいる方

  事前に電話し、受け入れ体制を確認した上で受診しましょう。

 

・妊娠している方

  かかりつけの産科医師に電話し、受診する医療機関の紹介を受けましょう。

  産科医師が紹介先に医師にあなたの診察情報を提供することが容易になります。

 

・呼吸が苦しい、意識が朦朧とするなど症状が重い方

  なるべく入院施設のある医療機関を受診しましょう。

(Q)医療機関を受診したら、自宅療養となったのですが、どのように過ごしたらよいでしょうか。同居者にうつしてしまわないか心配です。

 同居している家族への感染を確実に予防することは困難ですので、なるべく感染しないように次のことに気をつけて自宅療養しましょう。

 ・咳エチケットを守りましょう

 ・手をこまめに洗いましょう

 ・処方された薬は支持通りに最後まで飲みましょう

 ・水分補給と十分な睡眠を心がけましょう。

同居者は

 ・患者の看護をした後は、こまめに手を洗いましょう

 ・患者とは別の部屋で過ごしましょう

 ・マスクの感染予防策は限定的ですが、患者と接するときは、なるべくマスクを着用しましょう

 

※患者の使用した食器類や衣類は、通常の洗濯・洗浄及び乾燥で消毒できます。

 (参考:厚生労働省「受診と療養の手引き」

 

 特に、持病をもっている方や、妊婦、幼児、高齢者などが居る場合には別の部屋で過ごすようにして、事前にかかりつけの医師に相談するようにしましょう。

(Q)県内で流行したら各種施設はどうなるのですか?(閉鎖するのですか?)

現時点では、新型インフルエンザが発生した場合でも、発生地域にある施設(各種施設)に対して営業等の自粛要請は行いません。
 各施設の管理者へは、多くの人が触れる場所の消毒や室内の換気などの感染予防対策をお願いします。

 

(Q)学校や幼稚園などはどうなるのですか?

 学校や幼稚園などに関しては、今後(県内拡大期以降~)は、季節性のインフルエンザと同じように、学級や学年などでインフルエンザによる欠席などが一定数を超えたら、休校等の措置を各学校ごとに行います。

 

(Q)感染拡大を防止するために、感染者の住所を公表して注意を呼びかけるべきでは?

 感染者に関する情報については、感染症の拡大防止と感染者の人権への配慮という観点から、感染症の予防・拡大防止に必要と考えられる合理的な範囲でお知らせしています。
 患者さんやそのご家族、患者さんと接触された方々には外出の自粛をお願いしていますので、そこから感染が拡がっていくことはないことから、感染された患者さんの住所などについては公表しておりません。
 また今回の新型インフルエンザは、ほとんどの患者さんが軽症のまま回復されており、いずれは普通の季節性インフルエンザとして扱われるもので、県内で感染が確認されても、県民の皆様には特別の行動自粛はお願いしておりません。
 感染者がどこの誰かということよりも、適切な予防はどうすればいいのか、感染したときにどうすればいいのかということを、皆様に知っておいていただくことが最も重要と考えています。

 【基礎知識編】

(Q)新型インフルエンザとは?

 

 インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することによって起こる病気です。  

   「新型インフルエンザ」は、鳥類など動物のインフルエンザウイルスが、その性質を変え、新たにヒトからヒトに容易に感染する能力を得て発生します。

 人類が誰も免疫を持たないため爆発的な感染の拡大が起こる可能性があります。 
                             詳細はこちらをご覧ください

 

                                                               

(Q)毎年流行するインフルエンザとの違いは?

 

【毎年のインフルエンザ】

  • 予防接種が可能。(ワクチンあり)      
  • 免疫がある人も多く、感染は限られる。
  • 高熱や喉の痛みが数日続く。安静にしていれば治ることが多い。 

 

  【新型インフルエンザ】

  • 新しいウイルスなのでワクチンがなく、予防接種はできない。
  • 誰も免疫を持たないため、容易に感染が拡大する。
  • 高熱や喉の痛みの他、全身症状がでて重症化し死亡する場合も想定されている(実際発生してみないとわからない)。

 

  ※現在、発生している新型インフルエンザ(A/H1N1)は、現在のところ感染力はあるものの、その病原性は季節性のインフルエンザをさほど変わらないと言われています。

 

(Q)過去に新型インフルエンザが発生したことはあるのか?

 

20世紀には3回、新型インフルエンザの大流行がありました。

1918年 スペインインフルエンザ

1957年 アジアインフルエンザ 

1968年 香港インフルエンザ

 このように新型インフルエンザは10年~40年の周期で出現し、世界的に大流行を繰り返すといわれています。

 

(Q)新型インフルエンザのどのように感染するのか?

 

 季節性のインフルエンザと同じく「飛沫(ひまつ)感染」が主な感染経路だと考えられています。  

●「飛沫(ひまつ)感染」  
 感染者が、咳やくしゃみをすると、飛沫(新型インフルエンザウイルスの周りに水分がついた小さい粒子;かたまり)が飛び、感染者の周りにいる人たちが、その飛沫を鼻や口から吸い込んだり、又は目の粘膜から入ることで感染することです。
 発生時にマスクをするのは、この飛沫感染を防ぐためです。
 咳などで飛沫が飛ぶ距離は、1~2m以内といわれています。

 さらに、この「飛沫」が原因で「接触感染」や「空気感染」の可能性も生じます。
●「接触感染」
 感染者が口を手で覆って咳やくしゃみをするとその「飛沫」の中のウイルスが手に付きます。その手を洗わないままドアノブやエレベーターのボタン、コンピュータのキーボー等を触った後、続いてその場所を他人が触り、その後自分の鼻、口、目を触ってウイルスが体内に入ってしまうな感染のことです。  
 手洗いが感染予防となると言われるのはこのためです。
 ただし、インフルエンザウイルスが皮膚についても、皮膚からの感染はありません。


 

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<参考>

●「空気感染」
 湿度が低い閉鎖空間(空調が効いて乾燥している部屋等)などで、感染者が咳やくしゃみをすると、空気中に放出された「飛沫」の中の水分が蒸発し、ウイルス(飛沫核)だけが残ることがあります。この場合、ウイルスの粒子が小さいことで長時間空気中を漂い、このウイルスを吸い込むことで感染する可能性があるのです。
 この状態では、2m以上離れていても感染するといわれています。

 

(Q)新型インフルエンザに有効なワクチンはあるの?

 

 新型インフルエンザには、「パンデミックワクチン」が有効です。

 今回発生した新型インフルエンザ(A/H1N1)に効く「パンデミックワクチン」は、今から製造にかかります。

 

●「パンデミックワクチン 」 

 新型インフルエンザが発生したとき、罹患者から新型インフルエンザウイルスを採取してから製造するので、かなりの効果が期待できます。(現在は、まだ新型インフルエンザが発生していませんので、パンデミックワクチンの製造はできません。)   
 発生後、全国民が接種可能となるまでには半年から1年半かかるといわれており、新型インフルエンザの大流行(パンデミック)時には間に合わない可能性が非常に高いと思われます。

 


 

【個人で出来る対策】

(Q)マスクがないときの予防策は?

 

 不織布製のマスクを隙間なく、きちんと着用すれば予防の一助となりますが、マスクがなくても予防はできます。

 

 インフルエンザは、感染者のせきやくしゃみなどに含まれるウィルスを他の人が吸い込んだり、ウィルスが付着した手で、口や鼻、目などを触ることにより感染します。

 

 そこで、基本的には

  • せきや発熱などの症状のある人に近寄らない
  • 人混みに行かない

ことです。

 

 次に、外出した後は、必ず「手洗い」と「うがい」をしましょう。

  • 「手洗い」は、石けんで手のひら、つめや指の間、手首まで念入りに洗い、清潔なタオルなどで水分をよくふき取りましょう。
  • 「うがい」は、口の中をゆすいだ後、のどを鳴らしながら、3回程度繰り返しましょう。

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「せきエチケット」を徹底してください

 マスクは、せきやくしゃみによるウイルスが含まれる飛沫の飛散を防ぐ効果がありますので、症状のある人は早めにマスクをつけましょう。

 

マスクがないときは、ティッシュペーパーなどで口を覆い、周りの人から顔を背けて、せきやくしゃみをしましょう。

 

この秋・冬に向けて、マスクの備蓄をお勧めします

 県内の薬店などでも、一時期、マスクが品切れ状態となっていましたが、県の第2回消費動向調査の結果、「在庫あり」の薬店が前週7か所から41か所と大幅に増えています。(平成21年5月29日発表)

 

 この秋・冬の発生に向けて、食料品や日用品などとともに、一人当たり25枚のマスクの備蓄をお勧めします。(国のガイドラインより)

 

(Q)現在、私たちができる感染予防対策は?

 

 新型インフルエンザの感染予防対策も基本的には、現在流行している「季節性のインフルエンザ」で個人が実施可能な下記の感染予防策が有効であると考えています。

 

1.「手洗い」をしましょう

不特定多数のヒトとの接触後や外出後、石鹸を使い、指の間も丁寧に洗うことが必要です。

具体的な手洗い方法については、「手洗い方法」をご覧ください。 

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2.「うがい」をしましょう

のどの中に入ったウイルスを外に出し、のどの湿り気を保ち感染を予防します。

具体的なうがい方法については「うがい方法」をご覧ください。  

 

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3「.マスク」をしましょう

ウイルスが口や鼻に入りにくくし、ウイルスの周辺への飛散をなるべく少なくします。隙間がないように適切に着用することが重要です。また、マスクの表面は、ウイルスで汚染されている可能性があるため、取り外しの際、廃棄の際は適切な処理をすることが重要です。

具体的な、着用方法、廃棄方法等については、「マスク使用方法」をご覧ください。  

 

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4.「せきエチケット」をおこないましょう

咳やくしゃみが出そうになったらティッシュで口と鼻を覆う、病院を受診する場合は、必ずマスクを着用して受診するなどの「せきエチケット」を遵守します。

 

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5.十分な睡眠と休養をとりましょう

十分な睡眠をとり、日ごろからバランスの良い食事を取るようにすることで、体力や抵抗力を高めます。

 

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6.定期的に部屋の「換気・保湿・清掃」をおこないましょう

締め切った部屋(特に冬場の暖気を逃がさないため締め切った部屋)で授業、執務等を行う場合、もしその部屋に感染者(ウイルスを排出している人)がいる場合、時間の経過とともに部屋の中のウイルス濃度が高くなりますので、定期的に窓を開けて室内の換気を行い、部屋からウイルスを排出します。

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7.不要不急の外出を避けましょう   

人が大勢集まるところには、感染者(ウイルスを排出している人)がいる可能性が高いため、その人との接触を避け、ウイルスの感染を防止するため、人が大勢いるところへの外出を控えます。    


 これらの感染予防対策は通常のインフルエンザの予防策の延長線上にあります。  
 毎年流行するインフルエンザへの感染予防策を日ごろから習慣づけておけば、新型インフルエンザが発生した時の感染拡大防止にもつながります。  
 私たち一人ひとりが感染防止策を確実に行うことで、私たちの家族や同僚が感染するリスクを小さくすることができるのです。

 

(Q)食料品などの備蓄が必要なのか?

 現在発生している、新型インフルエンザ(A/H1N1)の場合、以下のように2カ月分の備蓄が必要となる可能性は低いと考えられますが、その他の災害対策の意味を含めて、2週間程度の備蓄はされていたほうが良いでしょう。

 

(今の新型インフルエンザの病原性が高まったり、強毒型の新型インフルエンザが発生した場合は)

 流行は2ヶ月間続くと考えられていますので、買い物等で感染するリスクを避けるため、食料品の備蓄を行い、なるべく外出を避けることが大切です。

 2ヶ月分を一度に備蓄するのは大変なので、まずは2週間分を目標に、徐々に増やしていきましょう。

 まずは主食(米など)を確保し、それができたら、他のものを少し多めに買っていき、ある程度備蓄ができたら、ところてん方式で、「使う」「買い足す」を繰り返していけば、あまり負担がなく備蓄が進められると思います。

   ※具体的備蓄方法については、こちらをご覧ください。

 

 

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(Q)新型インフルエンザに有効な薬はあるの?

 

 新型インフルエンザの治療には、現在の「季節性のインフルエンザ」の治療に使用されている抗インフルエンザウイルス薬(商品名「タミフル」、「リレンザ」)が有効とされています。

 服用については、現在のインフルエンザの治療と同様に48時間以内に服用すると、ウイルスの増殖を抑え、重症化を防ぐといわれています。  
 これらの薬は、新型インフルエンザ発生時に、感染の拡大を防止するため、感染した可能性のある人の発生を予防するために投薬(予防投薬)することも想定されています。


【タミフル】

経口(口から水で飲む)で投与する薬です。

 

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【リレンザ】

タミフルのように経口投与(口から水で飲む)ではなく、吸入(特別の装置で口から吸い込む)で投与する薬です。

 

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 佐賀県では、今回の新型インフルエンザに有効な医薬品「タミフル」と「リレンザ」を約43万人分(県人口の50%分)を備蓄しています。

お問い合わせ先

佐賀県 統括本部 危機管理・広報課

電話0952-25-7008 Fax0952-25-7289

佐賀県 健康福祉本部 健康増進課

電話0952-25-7075 Fax0952-25-7268

〒840-8570 佐賀市城内1丁目1-59

本サイトに関するお問い合わせはこちらから shin-flu@pref.saga.lg.jp