特集1
地域や企業、学校が一緒にはぐくむ未来を担う子どもたち
高校生がインターネットで佐賀の商品情報を全国へ発信
【佐賀県立佐賀商業高等学校『さが学美舎(まなびや)』】
【佐賀県立唐津商業高等学校『からつ学美舎(まなびや)』】
唐津商業高校 |
佐賀商業高校 |
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昨年12月、商業教育と地域振興を目的に、佐賀商業高校と唐津商業高校の生徒たちが運営するインターネットのショッピングモールがオープンしました。 地元企業への出店交渉や営業活動などを通じて実践的なビジネスを体験しています。 |
出店の交渉などすべて高校生の手で
| 今から8年前に静岡県の高校が始めた「学美舎」と連携して、佐賀県で初めて高校生が運営するインターネットのショッピングモールが、昨年12月にオープンしました。インターネットを使った商業教育の一環で、社長、営業担当、広報担当、システム管理担当など役職を設けた模擬会社を組織しています。出店に興味がある企業があれば生徒たちが自ら出向き、出店交渉や内容説明などの打ち合わせはもちろん、ホームページに掲載する商品の取材や撮影、レイアウトを行い、インターネットに公開し販売。出店後のケアも生徒が行うなど実社会と同じ業務を高校生が行っています。佐賀商業高校では7社が、唐津商業高校では17社が出店しています(1月末現在)。「出店した時の効果は」など企業の担当者からの厳しい質問や「頑張って」の励ましなど、生きた授業に両校の生徒は「大変だけど面白い」と話します。 |
佐賀県立佐賀商業高校「さが学美舎」
ビジネスの現場を肌で感じて
| 「さが学美舎」を運営するのは、情報処理科の3年生40人。「佐賀県にある企業のPRの役に立ちたい」と8つの班に分かれて、出店企業を担当しています。「先日、ある企業の方に『さが学美舎を見ているのはどういう人たち』と聞かれて返事に困りました。そこまでのチェックはしていなかった」と3年生で「さが学美舎」の社長・園田誉浩(そのだたかひろ)さん。高校生にとっては商業教育の一環でも、出店する企業にとって大切な商品を販売するためにはそういう情報を提供することも大切なことだと知りました。 10月初旬から準備を始め、最初は出店企業7社でスタートした「さが学美舎」ですが、今年、新たに出店希望の企業が3社増え、今後交渉を重ねていく予定です。アクセス数も徐々に増えています。「今は高校生が運営しているということで、物珍しさもありアクセス数が増えているのかもしれませんが、今後は『ここで買い物をしたい』と思っていただけるようなサイトになるよう後輩たちに頑張ってもらいたい」と園田さんは話します。 |
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佐賀県立唐津商業高校「からつ学美舎」
知名度を上げるためにオリジナル商品を考案
| 「からつ学美舎」の運営メンバーは会計科と商業科(情報処理コース)の19人。昨年7月ごろからオープンに向けて準備を始めました。唐津商工会議所の協力を得て、約1,300社の企業にアンケートを取り、興味を示した企業に向けて説明会を開催。出店を希望する企業には、何度も出向き打ち合わせを重ねました。 現在、地元の水産加工品やお菓子などを中心に、17社の商品を販売しています。 出店企業集めと平行して取り組んだのが「からつ学美舎」の知名度を上げること。チラシ配りのほか、独自商品の開発に力を入れました。扱うオリジナル化粧水「松(まち)ゅらる」は、「ニキビを治して肌をきれいにしたい」という高校生ならではの悩みを聞き、企業の協力を得て商品化。ラベルやネーミングも自分たちで考えました。天然成分を使用した化粧水は評判も上々です。 「地元の企業の協力があってショッピングモールは成立しています。これを引き継ぐ2年生には企業の皆様やお客様への感謝の気持ちを忘れないでほしい」と3年生で「からつ学美舎」の社長・青木智美(あおきともみ)さんは2年生にバトンを渡します。 |
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