平成22年2月26日
有明海再生・自然環境課
担当者 八谷、角田
内線:1980,1982 直通:0952-25-7349
セアカゴケグモ(特定外来生物)に注意してください
オーストラリア原産で、「外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」で特定外来生物に指定されているセアカゴケグモが、県内で初めて鳥栖市内で発見されました。
セアカゴケグモは、おとなしい性質で、素手で捕まえようとしない限り、かまれることは滅多にありませんが、「毒」を持っていますので、注意してください。
1 発見経緯等
平成22年2月24日(水曜日)11時50分頃、鳥栖保健福祉事務所に鳥栖市の民間会社より、同日午前中に会社敷地内(屋外)の機械保管場所で、機械の外底部に付着したセアカゴケグモと思われるクモを発見し、殺虫剤で駆除したと連絡がありました。
同日、午後、鳥栖保健福祉事務所が種を確認するため、発見されたクモを引き取りに行き、同事務所から環境省九州地方環境事務所に画像を送付し、翌25日に個体を持ち込み、同定を依頼しました。
その結果、2月25日にセアカゴケグモと同定されました。
2 県の対応等
職員を現地に派遣し、会社敷地内及び会社周辺(約2ヘクタール)を調査した結果、他にセアカゴケグモは発見されませんでした。今回、セアカゴケグモが県内で初めて発見されたことから、ホームページなどで県民への注意喚起を行います。
(参考)セアカゴケグモについて
セアカゴケグモは、オーストラリア原産のクモで、「外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」で特定外来生物に指定され、飼育、運搬、販売、輸入などが禁止されています。平成7年に大阪府で初めて発見されて以来、全国の港湾地域又はそれに隣接する地域で多く発見されており、コンテナ等に付着して侵入してきた可能性が高いと考えられます。
国内では、貨物やコンテナ、建築資材、自動車等に営巣したものが人為によって運ばれた結果、生息域が広範囲に拡大されたものと考えられます。
九州では、福岡県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県で発見されています。
特 徴:
毒を持っているのはメスだけです。成熟したメスの体長は、約0.7~1cm。全体が黒色で、腹部の背面に目立った赤色の縦スジがあります。
セアカゴケグモ(メス) 【1目盛=1mm】
(写真提供:愛知県衛生研究所)
生息場所:
日当たりが良く、地面のある広い場所であれば、コンクリート建造物や器物などのあらゆる窪みや穴、裏側、隙間部分に巣をつくる可能性があります。
駆除方法:
市販の家庭用殺虫剤(ピレスロイド系)が有効です。直接クモに噴霧してください。
かまれないための注意:
素手でつかまえたり、さわったりしないようにしてください。
清掃や花壇の手入れなど、屋外で作業するときは手袋などを着用するようにしてください。
かまれたときの症状:
はじめにチクッと針で刺したような痛みを感じます。やがてかまれた部分のまわりが腫れて赤くなります。
痛みはしだいに全身に広がります。悪化すると、多量の汗をかいたり、さむけ、はき気などがあらわれることもあります。
通常は、数時間から数日で症状は軽減しますが、時に脱力、頭痛、筋肉痛、不眠などの全身症状が数週間継続することがあります。重症例では、筋肉の麻痺を生じることがあります。
もしかまれたら:
すぐに温水や石鹸水などで傷口を洗い、かまれた部分を水や氷などで冷やし、できるだけ早く医療機関を受診してください。
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