佐賀県損害保険代理業協会公開講座
11月14日(土曜日)に佐賀市のメートプラザ佐賀において、「重粒子線治療」の公開講座(佐賀県損害保険代理業協会主催、佐賀県共催)が開催されました。
開会に際し、主催者である佐賀県損害保険代理業協会の新居(あらい)会長は「がんというのは、自分や家族など身近な人にも起こりうること。不幸にもがんになったときに佐賀県に最先端のがん治療施設があることが私たち県民にとってどういうことなのか、本日の講演とパネルディスカッションをお聞きいただければご理解いただけると思う」とあいさつをされました。
また、共催者として開会のあいさつをした古川知事は、「施設が近くにあれば、家事をしながらでも仕事をしながらでも治療していただくことができる」と暮らしと治療が両立できる治療法であること、そしてその治療を行う施設が県内に立地されることの意義を説明し、「がんになったらもう駄目だと思わずに、がんになっても大丈夫、いろんな治し方があると思えば、人生を楽しく有意義に過ごすことができる。今日は、重粒子線治療施設の意味や治療内容などを伺い知ることができると思うので、どうかいい時間にしていただきたい」と述べました。
公開講座では、はじめに、佐賀大学医学部放射線医学教室の工藤教授から講演があり、治療法や鳥栖市に平成25年春に開設を目指す「九州国際重粒子線がん治療センター」(愛称:サガハイマット)について紹介されました。
次に、治療体験者や保険会社の方を交えたパネルディスカッションが行われました。
冒頭に十時(ととき)佐賀県医療統括監から事業計画の概要についての紹介があった後、パネルディスカッションへと移り、4年前に千葉県の放射線医学総合研究所(放医研)で重粒子線治療を受けられた前園(まえぞの)さんは、「治療時間は30分程度。痛くもかゆくもなく、逆に、治療が終わったのか疑問に思うくらいだった」と、ご自身の治療体験について話されました。
三井住友海上火災保険の上原佐賀支社長は、がん撲滅に向けて佐賀県と保険会社26社が協力協定を締結したこと、重粒子線治療にかかる費用を保障する保険商品が保険会社各社から販売されていることなどを紹介されました。
また、司会・進行を務められた佐賀新聞社の寺崎取締役編集主幹は、ご自身も一月ほど前に放医研で重粒子線治療を受けられていたとのことで、優れた治療法であることの感想や県内立地への期待に加え、治療の際に保険に加入してなかったため治療費等の負担が大きかったと、来場の皆様へ保険加入を奨励されるなど、ユーモアを交えたご発言と円滑な進行により非常に活発なパネルディスカッションとなりました。
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