平成23年度の県立高校の学科改編等についてお知らせします
本日(4月20日)の定例教育委員会において、平成23年度の県立高校の学科改編等について決定しました。
学科改編等を行う高校と改編等の内容は、次のとおりです。
[全日制高校(5校)]
○ 学科改編(4校)
・唐津青翔高校: 普通科(4学級) → 総合学科(3学級)
・太良高校:普通科(2学級) → 普通科(単位制による)(2学級)
・高志館高校:
食品流通科、 園芸工学科、緑地土木科(3学級)
→ 食品流通科、園芸科学科、環境緑地科 (3学級)
・佐賀農業高校:
生産科学科、食品産業科、生活文化科、農業土木科(4学級)
→ 農業科学科、食品科学科、環境工学科 (3学級)
○ 募集停止(1校)
・佐賀商業高校: 国際経済科(1学級)[募集停止]
[定時制高校(2校)]
○ 学科再編及び募集停止
・鳥栖工業高校定時制:
機械・電気科(1学級) → 普通科、 機械・電気科(2学級) [再編]
・鳥栖高校定時制:普通科(1学級)[募集停止]
(参考)
1 生徒減少の状況と学区ごとの学級減の見込み
○ 平成21年5月1日現在の学校基本調査によると、平成23年3月の中学校卒業見込者数(国公私立)は9,194人で、平成22年3月の中学校卒業見込者数(国公私立)9,541人と比較して347人減少する見込みです。
○ このため、平成23年度の県立高校全日制課程の募集定員は、県全体で7学級(280人)程度の減が見込まれます。
学区別では、中部学区、北部学区からそれぞれ1学級の減、西部学区から5学級の減が見込まれます。
2 学科改編等をする理由
【唐津青翔高校 普通科】
○ 北部学区について学級減を行う場合は、唐津青翔高校からの学級減を予定している。
○ 唐津青翔高校は、平成17年度に東松浦高校と唐津北高校を再編統合して設置した高校であり、北部学区の上場地区の生徒を育てる役割を担っている。これまでの入学者選抜後期試験では一定の志願倍率を維持していたが、生徒数が減少する中で、平成22年度後期試験では志願倍率が1倍を下回った。
○ こうした状況を踏まえ、生徒の多様な進路希望や興味・関心により的確に対応できるよう、現在の教育活動を引き継ぎながら専門性をより充実させる観点から、学級減と合わせて普通科を総合学科に改編するものであり、この改編は唐津青翔高校も望んでいる。
【太良高校 普通科】
○ 平成21年3月の定例教育委員会で決定した「佐賀県立高等学校再編整備第二次実施計画」において、太良高校を改編することとした。
○ 改編後の太良高校は、これまで同校が果たしてきた役割を引き継ぐとともに、既存の全日制高校では十分に対応できていない不登校経験や発達障害のある生徒及び高校中途退学者で、全日制高校で学ぶ意欲と能力のある生徒に対しても教育機会を拡大するものであり、多様な学びができ、地域との連携により生徒を育てる学校をめざす。
○ 西部学区枠としては1学級減とするが、新たに全県募集枠(募集定員40人+若干名)を設けるとともに、課程については単位制とする。
【高志館高校 園芸工学科、緑地土木科】
○ 現在の高志館高校の3学科は、学科間の内容面のバランスもよく、社会のニーズにもかなっているが、園芸工学科、緑地土木科については、中学生に分かりやすい名称に学科名を変更するとともに、地域密着型の特色ある農業高校をめざして、『食』、『農』、『環境』に関わる地域の有為な人材を多数輩出できるような学科内容に改編する。
○ 園芸工学科は、栽培管理の他に資源循環、生物活用の分野に重点を置き、環境科学、生物科学の分野を増やして園芸科学科に、また、緑地土木科は、環境問題への課題解決能力を高める内容を増やして環境緑地科に改編するものであり、この改編は高志館高校も望んでいる。
【佐賀農業高校 生産科学科、食品産業科、生活文化科、農業土木科】
○ 佐賀農業高校については、平成20年10月の定例教育委員会において、平成23年4月に1学級減により3学級の単独校として存続することを決定した。
○ この決定を受け、地域のニーズに応え、教育内容を充実させるため、農畜産物の生産技術、農畜産物の加工、農業環境の整備を農業教育の基本とし、家庭科分野や福祉分野の教育を取り入れながら、社会の変化に対応できる3学科に改編する。
○ このような考えから、生産科学科、食品産業科、生活文化科、農業土木科の4学科を、農業科学科、食品科学科、環境工学科の3学科に改編するものであり、この改編は佐賀農業高校も望んでいる。
【佐賀商業高校 国際経済科】
○ 中部学区について学級減を行う場合は、社会情勢、各学校の規模、全県的な学科の構成比及びこれまでの学級減の状況から、佐賀商業高校からの学級減を予定している。
○ 佐賀商業高校の国際経済科は、平成元年度に設置され、英語、中国語、ハングルの学習を通して、国際人としてのコミュニケーション能力の充実を図るなど、他の商業高校にはない特色を持った学科であるが、外国語に関する授業が多く、教科の選択によっては商業関係の専門科目が少なくなることがあるため、商業に関する資格取得等において、商業科、情報処理科より厳しい状況が続いている。
○ こうした状況を踏まえ、国際経済科の募集停止を行うものであり、佐賀商業高校も1学級減の場合には、この対応しかないという考えである。
○ なお、国際経済科の教育課程の特色である語学の学習については、選択科目に取り入れることにより、商業科において国際経済科の特色を引き継ぐこととしている。
【鳥栖高校定時制 普通科】【鳥栖工業高校定時制 機械・電気科】
○ 平成21年3月の定例教育委員会で決定した「佐賀県立高等学校再編整備第二次実施計画」において、鳥栖高校定時制と鳥栖工業高校定時制を再編統合することとした。
○ 鳥栖工業高校定時制に、既存の機械・電気科に加えて普通科を設置し、各学科40人を募集するものであり、これにより、学校の活性化や指導の充実を図ることとしている。
3 その他
平成23年度佐賀県立高等学校の募集定員については、7月を目途に決定し、発表する予定です。
