ご意見
佐賀県は人口10 万人当たりの交通事故の発生率が全国ワースト5以内の常連で情けないです。
私は、携帯電話やスマホの普及で歩行者、自転車、車、それぞれ、イヤホン装着でのながら歩きながらの片手運転等がとても多いと感じています。
加えて無灯火、一時停止違反、自転車の並列運転なども交通事故発生の大きな要因ではないでしょうか。 私は条例等で 歩行者も車両もながら運転は絶対に禁止すべきだと思います。
そこで、交通事故を撲滅するための運動名を考えてみました。
『ちゃんと先攻運動 千年専念運動』
先攻には二つ意味があります。
一つは佐賀弁で戒めの気持ち、もう一つは 他の県に 先んじて事故が少ない県になってもらいたいと思って名付けました。 千年専念運動の1000 年間は語呂合わせなのですが、この運動を永久的に続けて欲しいという意味と車輌、歩行者は 運転、歩行にそれぞれ専念して欲しいと思って名付けました。
この運動が根付けば佐賀県は交通事故が最も少ない県になると思います。条例とは厳しいとは思いますが、そこまでしないと今の佐賀県はいつまでたっても交通事故発生率ワーストのままだと思います
担当課の回答
佐賀県の交通情勢は、改善しつつあるものの人口10万人当たりの人身交通事故の発生件数が、いまだ全国ワーストレベルです。
「ながらスマホ」や「無灯火」、「一時不停止」などは、自動車や自転車の運転手に対して法律(道路交通法)で既に取締り及び処罰の対象となっていますが、県民の交通安全に対する意識の低さが「交通ルールが守られていない」、「交通マナーが悪い」といった県内の実態につながっていると考えます。
そこで、県では、規制や道路のカラー舗装化などの環境整備を進める一方で、県民の皆さまにも改めて地域の交通安全について考えていただくために、県警とともに、職場や学校など身近な場所で佐賀県の交通安全、マナーについて話し合っていただく「井戸端ミーティング」を2か月間にわたり開催しました。
この「井戸端ミーティング」には、県内各地より約4,200人もの方に参加いただき、佐賀でよくみられる「ルール違反やマナーの悪い運転をなくすためにはどうしたら良いのか」をテーマに議論を重ね、そのためのスローガンを応募いただきました。
その結果、多くの応募の中から、佐賀県の交通マナー向上のためのスローガンを『やめよう!佐賀のよかろうもん運転』に決定したところです。
佐賀のよかろうもん運転は、「合図出さんでもよかろうもん」、「信号守らんでもよかろうもん」、「スマホ使ってもよかろうもん」などのように、交通ルールを軽視しがちな運転を県民の皆さんにあらためて問いかけ、県全体でルール違反やマナーの悪い運転をなくしていくためのスローガンとしています。
現在、このスローガンを旗印として、県警をはじめ市町など関係機関団体や民間事業者にもご協力いただき、ドライバーを中心として県内全域で広く広報するとともに、自転車や歩行者の皆さんにも交通マナー向上、交通安全意識について考えてもらうよう、日々取り組んでいるところです。
今回ご提案いただいた「ちゃんと先攻運動」「千年専念運動」につきましては、新たなスローガンとして広報していくことは難しいところですが、あなた様の事故の少ない県になってもらいたいとのお気持ちは、まさに「救える命を救いたい」との佐賀県の願いと軌を一にするものと感じており、本当に心強く思います。
今後も、交通事故のない安全で安心な佐賀県を実現するために様々な対策にしっかりと取り組んでまいります。
ご意見の担当課
県民環境部 交通事故防止特別対策室
TEL:0952-25-7060
E-mail: kurashianzen@pref.saga.lg.jp