学校における性教育
○性教育は、体育・保健体育をはじめ、生活科・家庭科・理科・総合的な学習の時間・道徳・学級活動・ホームルーム等の指導の関連を図りながら学校教育活動全体を通じて取り組んでいます。
○指導にあたっては、教職員の共通理解を図ること、子どもの発達段階を考慮すること、家庭・地域との連携を推進し保護者や地域の理解を得ること、集団指導の内容と個別指導の内容の区別を明確にすることなどに留意しながら取り組んでいます。
保健学習で取扱う性に関する内容
校種 |
学年 |
指導内容 |
小学校 |
第4学年 |
思春期の体の変化
男女の体つきの変化と特徴、発育の個人差
大人の体に近づく現象(初経、精通、変声、発毛、異性への関心) |
中学校 |
第1学年 |
身体機能の発達(性差や個人差)
生殖にかかわる機能の成熟
生殖機能の発達、性行動、異性への関心、異性への尊重、誤った性情報への対処 |
第3学年 |
感染症の予防
エイズ、性感染症の予防
エイズ及び性感染症の社会的問題点及び感染経路・予防方法等の理解 |
高等学校 |
第1学年 |
感染症とその予防
エイズ等感染症の予防
性感染症・エイズの予防と対策について |
第2学年 |
生涯の各段階における健康
思春期と健康
思春期における心身の発達や健康問題についての理解
結婚生活と健康
健康な結婚生活、受精、妊娠、出産とそれに伴う健康問題。
家族計画の意義や人工妊娠中絶の心身への影響などについての理解 |
※小学校・中学校・高等学校学習指導要領に示されている内容です。