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世界遺産の登録基準

最終更新日:

  世界遺産に登録されるためには、ユネスコの定める「世界遺産条約履行のための作業指針」の中の次の3つの条件が揃っている必要があります。

 (1) 資産が「顕著な普遍的価値」を有すること。

 (2) 資産が「真実性」及び「完全性」の条件を満たしていること。

 (3) 資産の保護を確実とする適切な保存管理体制が整えられていること。

 

(1) 資産が「顕著な普遍的価値」を有すること。

 次の内、文化遺産は(1)~(6)、自然遺産は(7)~(10)が評価基準となり、一つ以上満たす必要があります。

 

 なお、「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」は、評価基準(2)(3)(4)の適用が考えられます。 

 

 (1)

 人類の創造的才能を表す傑作である。

 (2)

 ある期間、あるいは世界のある文化圏において、建築物、技術、記念碑、都市計画、景観設計の発展における人類の価値の重要な交流を示していること。

 (3)

 現存する、あるいはすでに消滅した文化的伝統や文明に関する独特な、あるいは稀な証拠を示していること。

 (4)

 人類の歴史の重要な段階を物語る建築様式、あるいは建築的または技術的な集合体または景観に関する優れた見本であること。

 (5)

 ある文化(または複数の文化)を特徴づけるような人類の伝統的集落や土地・海洋利用、あるいは人類と環境の相互作用を示す優れた例であること。特に抗しきれない歴史の流れによってその存続が危うくなっている場合。

 (6)

 顕著で普遍的な価値をもつ出来事、生きた伝統、思想、信仰、芸術的作品、あるいは文学的作品と直接または明白な関連があること(ただし、この基準は他の基準とあわせて用いられることが望ましい)。

 (7)

 類例を見ない自然美および美的要素をもつ優れた自然現象、あるいは地域を含むこと。

 (8)

 生命進化の記録、地形形成において進行しつつある重要な地学的過程、あるいは重要な地質学的、自然地理学的特徴を含む、地球の歴史の主要な段階を代表とする顕著な例であること。

 (9)

 陸上、淡水域、沿岸および海洋の生態系、動植物群集の進化や発展において、進行しつつある重要な生態学的・生物学的過程を代表する顕著な例であること。

 (10)

 学術上、あるいは保全上の観点から見て、顕著で普遍的な価値をもつ、絶滅のおそれがある種を含む、生物の多様性の野生状態における保全にとって、もっとも重要な自然の生育地を含むこと。

  

(2)資産が「真実性」及び「完全性」の条件を満たしていること

 「真実性」及び「完全性」の条件については、世界遺産委員会では、「世界遺産条約履行のための作業指針」の中で、次のように説明しています。

 

<真実性>

     資材や文化的特徴が本物でなければならないということです。 復元に関しては、正確な情報に基づいて、つくられた当時の材料や構造、工法を守ることが必要とされています。

                                  

 <完全性>

 資産の価値や重要性を示すために必要な要素が全て含まれているということです。 

(3)資産の保護を確実とする適切な保存管理体制が整えられていること。

 資産が国内の法律や制度による開発から保護されるよう守られていることが必要です。

 

 また、資産の価値を損なわないために、必要に応じてそれぞれの資産を取り囲む地域に緩衝地帯(バッファーゾーン)を設定し、景観や環境を保護するための保護の網を設けることとなっています。

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