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第30班リポート

最終更新日:

派遣期間(実働期間):10月6日(木曜日)~10月13日(木曜日)

弁当

 

気仙沼市総合体育館での食事は、朝はおにぎり、昼・夕食は地元業者によるお弁当になっています。ただ「毎日、昼夜共お弁当でメニューが替わり映えしない」と飽きられているようです。生野菜は皆無で、代わりに野菜ジュースで補っていますが「お野菜を食べたい」という声も聞きます。避難生活が長引き、食事の面でも不自由を強いられています。

 

326さん塗り絵

 

佐賀県内の幼稚園児が描いた326さんのメッセージ入り塗り絵を気仙沼市の幼稚園へ届けました。園長先生が「佐賀のお友達が描いてくれた塗り絵が届きました。力強く描いてくれていて、元気が出てくるね!みんな佐賀県のこと知っているかな?」との問いに、元気に「はーい!」と答える園児達。あどけない笑顔に、こちらこそ元気をもらいました。

 

復興音楽祭

 

気仙沼新中央商店会が企画した復興音楽祭を見学。屋台ではB-1グランプリでお馴染みの気仙沼ホルモンやホルモン汁もあり、大盛況でした。ブースの一つでは売上がすべて義援金となる「絆」Tシャツも販売。この音楽祭は震災からの復興を願い開催が決まったとのこと。初めての開催であり、先達となる神戸市岡本商店街からノウハウをもらいながらこの日を迎えたそうです。

 

椅子磨き

 

本日は気仙沼市民会館で椅子磨きに従事。館内に収まりきれないほど避難者が多かった頃に屋外でも使用されたこともあって、会館備品の折り畳み椅子にはびっしりと「カビ」が。しっかりと絞った濡れ布巾で磨きあげました。錆びはなかなか取れなかったけど、カビは綺麗に落とすことができました。仕上げに陰干しと自然風に当て、片付け終了。避難所が終わりに近づいたことを実感した一日でした。

 

見送り

 

3月31日から始まった気仙沼派遣チームもこの第30班で終了です。最終日、市民会館を離れる際、避難者・スタッフの皆さんに盛大にお見送りをしていただきました。「遠いところからずっと来てくれてありがとうね。」との言葉をいただき、大変うれしく思うとともに、せっかくできた気仙沼市との縁を今後もつなげていかなければとの気持ちを強く持ちました。

 

花束贈呈1

10月14日、我々派遣チームの最終班が佐賀空港に到着。到着ロビーでは、空港見学に来ていた城南保育園の園児24名の歓迎とともに、佐賀ターミナルビル株式会社から花束贈呈を受けました。これまでの支援活動へのねぎらいの気持ちを込めてとのことで、300名を超える派遣者全員を代表するつもりで受け取りました。

 

震災から7か月経過した今も、がれきの処分や施設の復旧が思うように進まない現実があります。被災地の復興はまだ半ばであり、今後も息の長い支援が必要であることを今回の派遣で学びました。

花束贈呈2
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