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県指定(美術工芸品の部)01

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佐賀県重要文化財(美術工芸品)の部 

 

佐賀県重要文化財 木造薬師如来坐像及脇侍菩薩立像(もくぞうやくしにょらいざぞうおよびきょうじぼさつりゅうぞう)

昭和28年11月3日指定
神埼市神埼町辻 薬師堂
彫刻


木造薬師如来坐像及脇侍菩薩立像
 元来は同市内にある櫛田神社の本地仏であり、明治初年の神仏分離政策により現在地へ遷座された。薬師如来像は、像高102cm。両脇には日光・月光菩薩が立つ。両像とも像高は約105cm。画像の作風は南北朝時代に一般的なものといえる。

 

 

 

佐賀県重要文化財 水上懸仏(みなかみかけぼとけ)

昭和28年11月3日指定
佐賀市城内一丁目15-23(県立博物館)
工芸品


水上懸仏
 懸仏は神仏習合の信仰から生まれた御正体がさらに新しい形式を生んだものである。この懸仏は彦山権現の小祠に奉納されていたもので、径37.1cmの鋳銅製である。
 鎌倉時代中期・文永8年(1271)に奉納されたもので県内では最も古い。

 

 

 

佐賀県重要文化財 刀(大磨上無銘伝行光)(かたな(おおすりあげむめいでんゆきみつ))

昭和30年1月1日指定
佐賀市城内一丁目15-23(県立博物館)
工芸品


刀(大磨上無銘伝行光)
 行光は相州の名匠新藤五国光の弟子で、相州伝の完成者五郎入道正宗の父といわれる。この太刀は無銘であるが、作風からみて、鎌倉末期の名工行光の作と伝えられるもので、鹿島藩主佩刀といわれ鹿島鍋島家に伝えられたものである。


 長さ71.9cm、反り1.8cm。

 

 

 

 

佐賀県重要文化財 陶彫赤絵の狛犬(とうちょうあかえのこまいぬ)

昭和33年1月23日指定
西松浦郡有田町大樽1-4-2 (有田陶磁美術館)
彫刻


陶彫赤絵の狛犬
 天然記念物有田のイチョウの所在地として知られている弁財天社に奉納されていたものであり、現在は有田陶磁美術館に保管されている。像高39cmで、姿態は左足でクス玉をおさえ、腰を据え、口をあけて獅子吼している。
 延宝年間(1673~1681)の製作と推定されている。

 

 

 

佐賀県重要文化財 木造持国天立像・木造多聞天立像(もくぞうじこくてんりゅうぞう・もくぞうたもんてんりゅうぞう) 

昭和34年3月20日指定
小城市小城町松尾 円通寺
彫刻


木造持国天立像・木造多聞天立像木造持国天立像・木造多聞天立像
 像高は、各々167cm、159cm。桧材による寄木造りで、内刳りを施し、眼窩には水晶をはめこんだ穴が穿たれている。多聞天の体内には、永仁2年(1249)、円通寺住持円定が慶派仏師と考えられる湛幸・湛誉に作らせたことが墨書されている。

 

 

 

 

 

佐賀県重要文化財 銅造薬師如来立像(承安弐年十月日の銘)(どうぞうやくしにょらいりゅうぞう)

昭和34年3月20日指定
武雄市北方町芦原 歓喜寺
彫刻


銅造薬師如来立像(承安弐年十月日の銘)
 像高は54.5cm。技法的には、槌で叩いて成形した銅板をかしめて鋲留めにする。頭部は耳の後で前後2枚を合わせ、体部に鋲留めする。体部は、左肩先や両手首先、両袖下などを除いて1枚で成形し、背中に上下2枚を鋲留めにする。像は、槌起し成形という点では特異例であるが、部材の採り方や様式は平安時代末期頃によくみるものである。なお、本像背面の陰刻銘より承安2年(1172)に造られたことがわかる。

 

 

 

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