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縫ノ池

 

第2010-1号 縫ノ池 【白石町湯崎】

 

概要

 

遺産にまつわる物語

 

 約800年以上の歴史のある縫ノ池(ぬいのいけ)は、湧水できれいな水が溜まり老松が水に映えて美しい姿をなす、地区の人達の交流の場所だった。昭和30年代の前半、農業用水や飲料水を確保するため地下水を過剰に汲み上げたため湧水が止まり、長年水の溜まらぬ池となった。 飲料水を地表水に転換した平成13年に約40年ぶりに湧水が戻ると、池には以前と同じようにきれいな水が溜まり、美しい景観を取り戻した。                                                                                           

 

地区の特徴

  白石町の西部、川津地区の中央に、約0.6ヘクタールの縫ノ池がある。池の中央には古くから地区住民が信仰してきた弁天さま(現在は市杵嶋姫命)を祀る厳島神社がある。 古くから「弁天の池」と呼ばれていたが、約500年前、須古城主平井経冶のおじ縫殿助冶綱がこの地を治めるようになり「縫殿ノ池」、「縫ノ池」と言われるようになった。縫ノ池は別名「放生池」とも呼ばれ、昔から生き物を大事にしてきた言い伝えがあり、それを記した庚申塔も残っている。 
 湧水は飲料水に適合して、毎日町内外から水汲者が訪れ会話が弾んでいる。
 澄み切った水面には厳島神社境内の木々が映り、中央のメタセコイヤを中心に左右対称・水面に映り上下対称の景色を見ることができる。境内の木々は夏は青葉、秋は紅葉し、冬は落葉して、四季折々の姿を見ることができ、訪れる人も多い。
 神社参道や境内には、子どもたちが植えた花が並び一年中美しい姿で訪れる人を迎えてくれる。 

 

 

保存や活用の取組

 

 地区では湧水を守り、縫ノ池を「地域の人達の憩いの場・交流の場」にして地域活性化や自然環境の保全活動を行おうと地区住民全員参加の「縫ノ池湧水会」を平成14年に発足させた。「水は生命の源」をキャッチフレーズに、環境美化活動や近隣都市住民を含めた交流活動を開始し、現在は川津地区の農地、水、環境の維持保全に係わるまで幅広く活動を行っている。          

 
縫ノ池写真(晩秋)   縫ノ池写真(キャンドルナイト)  縫ノ池写真(雪景色)
縫ノ池写真(茶会)  縫ノ池写真(清掃作業)  縫ノ池写真(釣り大会)

 

 

アクセス

 


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