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旧古賀銀行神埼支店

最終更新日:

 

第2009-4号 旧古賀銀行神埼支店 【神埼市神埼町】

 

概要

 

遺産にまつわる物語

 

 神埼町の長崎街道に面して建つ旧古賀銀行神埼支店は、県内洋風建築の草分け的存在である舟木右馬之助による設計で、大正3年に竣工されたものである。古賀銀行は設立後、長崎支店、柳河支店についで、明治44年に神埼支店を設置した。大正時代には、九州5大銀行の一つに数えられるまでに成長したが、金融恐慌の影響を受け、昭和8年に解散した。古賀銀行が解散した後は、産院や歯科医院として利用されてきた。

 建物は、外観こそ洋風であるが、木造かつ伝統的な和小屋で屋根を支えるなど、在来の技術を持って造り上げられている。大正時代の佐賀地方の建築文化を知る上で、また、神埼市の歴史と繁栄を物語る上でも象徴的な建造物である。

 

 

建物の特徴

 

 洋風外観の総2階建ての木造建築物である。西側に面する正面中央に花崗岩の円柱に支えられたペディメントの玄関をとり、左右対称のファサードを持つ。屋根は、桟瓦葺き寄棟造りで、正面中央に半円形のドーマーウインドウを有し、両端に棟飾りを置く。外壁は、モルタル洗い出し仕上げで、柱頭飾りや窓上まぐさに、要石状の装飾を造りだす。 
 内部は、客溜りを中心に当初は大半が吹き抜けであったが、産院となった際に2階を設けている。しかし、建築当初の部材を有効に再利用され、建物南側に張り出した金庫室は良好に残存し、建築当時の名残を留めている。
 

 

保存や活用の取組

 

 地域の催しである「長崎街道宿場まつり」では、玄関前に旧古賀銀行の説明パネルの設置、夜間のライトアップなどを行っている。

 平成22年度以降、内部については旧古賀銀行として利用されていた状況に復元を行う予定である。 

 

写真:旧古賀銀行神埼支店1

 写真:旧古賀銀行神埼支店2

 

 

 

アクセス

 

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