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旧中尾家住宅

 

第2007-3号 旧中尾家住宅 【唐津市呼子町】

 

概要

 

遺産にまつわる物語

 

 中尾家は、明治10年に廃業するまでの間、8代に渡って捕鯨業を営み、代々「甚六」の名を襲名した。3代中尾甚六(1742~1791)の頃は、捕鯨業の事業も順調で隆盛を極めた時期で、この頃の様子を表す言葉に「鯨一頭捕れば七浦にぎわう」とか「中尾様には及びもないが、せめてなりたや殿様に」という俗諺が残っている。唐津藩の財政に大きな影響力を与え、勘定場には千両箱が高く積み重ねられたと言われる。唐津藩主や対馬宗氏が訪れた際、出漁の様子を見学した「殿見の間」と呼ばれる部屋もあった。

 

建物の特徴

 

 旧中尾家住宅は、捕鯨業を営んだ中尾家の町屋建築遺構で、天保11年(1840)刊行の「小川島鯨鯢合戦」に収めてある中尾家宅鳥瞰図として描かれている。旧中尾家住宅は、九州では最古の部類に属する町家建築遺構として貴重であるばかりでなく、また主屋・勘定場から成る鯨組主屋敷の中枢機能を収容した主要部の姿を再現できる町家建築遺構として、全国的にも重要な存在である。

 

保存や活用の取組

 

 これまで、呼子町文化連盟、地域団体等において、呼子と鯨の歴史に関するセミナー、史跡探訪会、コンサート等を様々なイベントが行われ、多くの方が参加された。また、小学生を対象にした「歴史再発見!呼子まちなみ調査隊」と題して、町に残る歴史資源などの街並み調査を行うなど、積極的な活動に取り組まれている。

 

写真:旧中尾家住宅1 新しいウィンドウで

  写真:旧中尾家住宅2 新しいウィンドウで  写真:呼子港 新しいウィンドウで 

 

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アクセス

 


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