総務常任委員会　県外視察（令和元年7月）

【クルーズ船誘致、誘客促進に向けた取組】

　 金沢港は、本州日本海側の中央に位置しており、背後に魅力的な観光地が集積していることから、クルーズ船の寄港数が急増しています。

また、官民一体となったクルーズ船誘致活動や、クルーズの普及・集客に向けた取組など、国内外で高く評価されています。

　当日は、クルーズ船誘致や誘客促進に向けた取組について説明を受け、ターミナルの視察を行いました。

【外国人滞在環境向上に向けた取組】

　金沢市では、外国人旅行者に向けに魅力ある歴史・文化を正しく、わかりやすく発信するため、通訳ガイドの育成や、通訳ガイドと旅行者のマッチングサイトを立ち上げるなど、外国人旅行者の滞在環境の向上に取組んでいます。

　当日は、金沢市の観光産業の概要や観光戦略、受入環境の整備等について説明を受けました。

【金沢21世紀美術館の概要】

　 金沢21世紀美術館は、現代美術の新しい動向を絶えず注視し、国際的な視野に立って収集と展示を行っており、今年で開館15周年を迎えます。また市民や来館者とともに歩む交流の場として、多彩な事業を計画し、多様な来館者や価値観を包摂し「まちの広場」としての役割も担っています。

　当日は、美術館の概要について説明を受け、館内の視察を行いました。

【北陸新幹線延伸に伴う観光振興の取組】

　北陸新幹線は平成27年3月に長野・金沢間が開業し、利用者数は開業前に比べ2.7倍となっています。またその効果は金沢だけではなく、加賀や能登など石川県全域に波及しています。

　当日は、利用者数を押し上げた観光振興策や、今後の敦賀までの延伸を見据えた施策等について説明を受けました。

【小型モビリティを活用した観光施策について】
　 加賀温泉郷では、二人乗り超小型モビリティ「温モビ（ぬくもび）」のレンタルサービスによる観光客の満足度・利便性向上を目的に、カーナビゲーションとクラウド技術を活用したドライブプランの実証実験を実施しています。

　当日は、実証実験の状況や温モビを活用した観光施策について説明を受けました。